スイッチ・オフ(スケット・ダンス5巻)から感じた事、考えた事。
2011年週刊少年ジャンプ08号のスケット・ダンス、第170話『クリスマスカード 前編』にて、1年生の時にスイッチが引きこもっていたというエピソードに触れられた。これは、第42~44話で語られた『スイッチ・オフ』の続きのエピソードが語られるのじゃあないかと思い(ジャンプ部屋で読み返した上に)、スケット・ダンスの5巻(だけ)買って来た。その感想や思った事などを。
スイッチの過去話に入るか?
第170話『クリスマスカード 前編』とあり、作中の早乙女浪漫さんのメタ的台詞から、クリスマスカードのエピソードは前後編なのかな?だとしたら、スイッチが引きこもりを脱したエピソードは残り1話では語りつくせないよね、無理無理…と思ってたのだが、『スイッチ・オフ』のエピソードに入る前の41話『兄・弟』は、導入エピソードとして描かれている。その辺りの製作裏話は単行本に書いてありますが、今回の『クリスマスカード 前後編』も、導入エピソードで、その後に回想パートに入るのじゃないか?と思った。
ストーリーの構造的な部分に注目してみると、今回も同様の構造をしているのじゃないかな?と思った。
ボッスンはどうやってスイッチを救ったのだろう?
スイッチはボッスンの手により、引きこもりを脱して、自分の言葉では話さないけど、パソコンの合成音声ソフトでコミュニケーションをとっている…という結果は、既にある訳だけど、どうやって救ったのだろうか?というのが全く想像出来ない…。ボッスンも、ヒメコさんも、重い、壮絶な過去を背負っている訳だけど…スイッチのそれは群を抜いている…共感なんて、そうそう出来ないのじゃないかな…。
後、それは、誰からの依頼だったのか?とかも気になる。ボッスンの言葉によると、スイッチが引きこもりを脱するのは大変だったらしいが…???全くと言ってよいほど、想像が出来ない…。
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スイッチ・オン?
『クリスマスカード 前後編』から続いて、過去話に入るとしたら、そのタイトルはどうなるのかな?とか考えました。前回が『スイッチ・オフ』だったから、『スイッチ・オン』かな?と思いましたが、言葉を閉ざしたのが『オフ』なら、スイッチはまだ、自分の声では話してない訳で、まだ、『オン』じゃあないのじゃないかな?とか思いました。そうすると、『ニュートラル』なんて言葉が思い浮びましたが、エピソードのタイトルとしては、語感があんまり良くないかも???
その辺りを、なんやかんや考えると、スイッチが声を取り戻す話は、最終話付近になるのじゃあないかと思った。スイッチが自分の声で話しだしたら、コメディパートでの役回りが大きく変わるってのも、ありますが…。
で、その次に考えたのは、閉ざした言葉が、再び開かれるってのは、どういう事なのだろうか???って事でした。弟の死が、心の部分が解決すれば、彼は、また、自分の言葉で語り出すのだろうか。なんとなく、そのエピソードを考えると…
・山内沙羽さんの再登場。
・平井雪乃さんの再登場。
って、事になるのじゃないか、と。特に、スイッチの弟を殺した平井さんは、警察に捕まった後の事は描かれてない。スイッチの心の問題を解決には、当事者の再登場は避けて通れないのじゃないかな?と思うのだが、そうなるとどう転んでも『激重』な内容になるんじゃないかと思う。ただ、『スイッチ・オフ』の構想は連載前から考えられていたことみたいなので、最終エピソードも既に構想されているのじゃないかな?と思いました。それがスイッチの話かどうかは分からないですが。
というような事を考えた、スケット・ダンス5巻でした。
ジャンプ部屋がある関係で、スケット・ダンスは全話読み返せるのですが、コミックスを買うのも悪くないかな、と思いました。
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