赤毛のアン(かばた梅仁)の感想~ジャンプNEXT!(ネクスト!)2011WINTER感想10
かばた梅仁(うめひと)先生の読切、『赤毛のアン』の感想です。かの世界的な名作をイメージさせるタイトルですが、主人公は男性ですし、バトルよりの内容です。
気になったところ
・妄想少年(日常)→火神(非日常) 同じくNEXT!に掲載された『ソラ☆ソラ』の感想でも触れましたが、序盤の展開が気になりました。妄想壁持ちの主人公庵氏の妄想、日常から入って、火の神様、火乃迦具土(ひのかぐつち)氏が出てくる流れになってます。が、最初3ページぐらいで作品の印象が決まると思うので、設定や世界観で突飛な部分は、最初に出さないと、読んでいる途中で、頭の中で組み替え作業が起きてしまいます。
ただ、実は同様の流れが、
割と絶賛していたハチメガデスでも見受けられたので、一概には言えないのですが…。
・神道よりの設定? 舞台に神社が出てきて、「土地を加護」とか「黄泉」とか出てくるので、神道よりの世界観や敵・味方、能力だと思うのですが、私の基礎知識の少なさもありますが、よく分からんかったです。いや、分からないというよりも、その部分以外は、普通の高校が舞台で、日常、非日常が上手く溶け合ってないような印象を受けました。バランスとしては、設定側の味方キャラがもう一人いたら、変わるのかな…とか。
・絵のベタ成分など 絵は正直、上手だと思うのですが(私の好み的に)、なんか惹きつけられるモノが弱いなーと思いました。線が多い割りに、画面が白い印象を受けます。もう少し、ベタの割合が多かったら、画面が引き締まるのじゃないかな…と。
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良かったところ
・絵、見開き 気になったところと背反してしまってますが、自分のベタ成分の好みを差っぴいて見ると、後半のバトル部分の見開きや、絵、敵キャラのデザインとか、結構、気合が入っているな…と。上手です。
・神経の設定 神経を『神を経む力』と言い、そして、主人公の妄想癖を神様の能力とからめる…というところが、熱くて、ワクワクしました。この辺りをメーンにするために、考えられた設定なのかなーと。主人公が爆裂強くなるっていうのは、やはり、ワクワクします。ちょっと、スタンドバトルっぽいなぁと思ったのですが、かばた先生の好きなマンガの中に「ジョジョ」が入ってました。
一つ印象的だったのは、主人公に彼女がいるということでした。世に言う、リア充ってやつですね。
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