Fantastica Line-ファンタスティカライン-(ムロコウイチ)、ギャグか?シリアスか?~ジャンプNEXT!(ネクスト!)2011WINTER感想12
ムロコウイチ先生のサッカー読切『Fantastica Line-ファンタスティカライン-
』です。ブログの感想には書いてなかったのですが、以前に、卓球の読切を描かれていました。スポーツが得意ジャンルということでしょうか。
気になったところ
・ギャグかシリアスか? 絵柄や、後ギャグの多さは、コメディよりなんですが、テーマとなっている『ファンタスティカライン』というのは、割とシリアスよりの設定です。パスとシュートが生み出す、魔法のような瞬間(意訳)って感じでしょうか。どっちを目指しているのかな?と思いました。シリアス要素には、リアルが必要で、その辺りが難しいな。ただ、『ファンタスティカライン』で検索してみても、サッカーっぽいページが出てこないので、これが、造語だとしたら、随分印象が変わりますが。
・ディフェンスも頑張っている? 試合中に得点をとられた描写がないので、注目されてないけど、主人公チームのゴールキーパーやディフェンスも頑張っているんだな、と。そもそも何対何というのが出てこないのも気になる。ハーフタイムの時に、「後半に挽回」という声が出ているから、得点はとられている?
・話し合いで… ダブル主人公?で作り出す、『ファンタスティカライン』。練習試合中に、マネージャーの助言がきっかけに完成する訳ですが…普段の練習の話し合いでなんとかならなかったのかな…と。バトル中に成長!ってのが、近年多いですが、スポーツだと、気になってしまいます。展開的な必要性と、合理性の折り合いというか。
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良かったところ
気になったところを何点か挙げましたが、後半を一気に読ませる力があるな、と思いました。マネージャーの助言から、コンビの覚醒から、ラストまでは、息をつかせぬ展開というか、たたみかけるというか。余韻を感じさせないのラストも爽快でした。
後、絵柄やキャラも味があって、結構、好きです。マネージャーも可愛い。試合前日のマネージャーの表情は、奇跡のバランスというか、凄まじい味を発揮しているなぁ、と。後、ギャグの部分も結構好きでした。シリアス抜きでギャグをやれば良いのじゃない?と思ったりもしましたが、でも、ギャグとシリアスが入り混じったこの感じを突き詰めて欲しいな、とも。
感想を書く順番的には遅い目になってしまいましたが、読み返したら、面白かったです。
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