花のズボラ飯(久住昌之/水沢悦子)感想ネタバレ注意・面白い(とても)。
原作は、『孤独のグルメ』でもお馴染みの久住昌之先生。作画は水沢悦子先生。ずっと探していた『花のズボラ飯』。その感想です。
とても面白い
初読の感想は「面白い…」でした。『孤独のグルメ』は、母親に「面白いで。」と言って、お勧めしましたが、とてもじゃないですが、お勧めできませんでした。主婦が主人公なので、着替えのシーンやお風呂のシーンとかもあるのですが、そういうのが面白い訳じゃあなくて…
食べている様がとても面白い!
です。作画の水沢悦子先生のキャリアを半端に知っているから、余計にそう思うのかも知れません。個人的には14皿目の大学時代の友達とピザを食べてるシーンが1番だと思いました。もう、そういう事をしているようにしか見えない…。
あと、生卵の黄身にお箸で穴を開けるのも…。
何故こうなったか?
これは想像(妄想)なのですが、新装版孤独のグルメの巻末の対談コーナーで久住先生は話されています。きっと、水沢先生との打ち合わせの中で、こういう会話がなされ、水沢先生は、それに忠実に描かれたのではないかな?と想像しました。まぁ、完璧に妄想のレベルです。
そういう穿った見方をしている私が…。記事後半は、その他に思ったことです。
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そんなにズボラじゃない
『ズボラ飯』と銘打っている割には、そんなにズボラじゃあないな、と。勿論、ほとんど調理していない料理もあるのですが、普通に調理している話もあります。魚焼きで魚を焼くのは、全然、ズボラじゃあないな…とか。ズボラの部分も、私が料理する時ぐらいのレベルで…。盛り付けとかこだわって料理される人には、『ズボラ』に思えるのですかねぇ。
8Pの厚さ
1話が8Pの形式なのですが、1話1話の内容の厚さがすごいなーと思いました。最近のマンガに比べると、ネームも多い目、コマも小さ目なのかも知れませんが、それ以上に内容の厚さというのを感じました。
ちょいちょい、「これは久住先生が本当にそう思ったのだろうな。」という台詞が出てくるのも楽しいです。
お勧めです!
ジャンプの感想ばかり書いている私ですが、『花のズボラ飯』は、『孤独のグルメ』とあわせて、とてもお勧めです。
私は、アマゾンで売りきれで買えなくて、書店で買いました。「ないだろうな…」と思ってたら、上の表紙が飛び込んできて、身体が震えました。
・関連記事(2巻の感想です)
明るい人が明るいのは、その人が明るいからであって、その背景とかは、あまり考えないことが多いのだけど、たった一つの事柄が分かる事で、その人のとらえ方が、逆転する。何気ないことの背景を感じたり、ふとしたことが悲しく思えたり、そういう逆転現象は、実生活でも起こると思うのだけど、そうしたことを、『花のズボラ飯』の2巻で感じました。
花のズボラ飯(水沢悦子/久住昌之)2巻を読んで結婚したくなった(感想・ネタバレ注意)【マンガ・アニメ】
2巻で、さらに、広がるモノを感じました。あわせて読みたい。
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