もやしもん10巻感想(ネタバレ注意)菌が少なめだけど、食に関して考えた。
つい最近、発売された『もやしもん10巻』の感想です。内容的にネタバレを含みます。まだ、読んでないって人で、ネタバレがやな人は、読んでから、読んでもらえれば幸いです。
菌少なめ
9巻のラストから続いて、舞台がアメリカに移りましたが、アメリカは、アジア諸国に比べて醗酵文化が少ないみたいで、もやしもん特有の『教科書みたいな解説』は少なめです。これまでの巻では、読んでいて、『日本酒飲みたいなぁ』とか、『味噌を食べたいなぁ』とか、思う事が多かったのですが、今回は、そういうのが少なかったのが、ちょっと残念です。
マンガとしては、読みやすいのですが、なんというか、「教科書みたいな感覚で読みたい」と思ってたんだんーと思いました。今回は、普通にマンガですね…と思っていたのですが…。
アメリカの食文化
なのですが、菌の説明は少ない物の、食文化に関して、書かれている事が多かったように思えます。「時間短縮のための冷凍食品」とかを、安易に否定をしないのが、「もやしもん」の良いところだと思います。私も、「アメリカの食べ物は雑多で美味しくない」というイメージがあったのですが、マンガの中では、そうであったり、そうでなかったり、するみたいな感じなようです。
今後、アメリカ旅行をする事があったら(あったら)、食べ物に関するイメージは変わりそうです。
私が生きて来て、これまでに形成された価値観では、「食事には一定の労力をかけて美味しい物を食べる…」というのも、場所によっては、全然、価値観が違うのだなーと思いました。まぁ、別に、日本人の中でも、食事の重要度って違うでしょうけどね。
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結城蛍×マリー
黒ゴスと白ゴスが対面したら、どうなっちゃうんだろう…(・ω・)とか思ってたのですが、まさかのカップリング…。これまで、結城氏には、『ホモ疑惑』っぽい感じがありましたが、一気に、払拭された感じですね。微笑ましくもありますが、「残念だ…」という声もありそう…。
結城氏とマリーの仲は、『恋』なのか?それとも、一過性のモノなのか?気になる所です。しかし、日本とフランスじゃあ、すごい遠距離恋愛だなー。マリーさんの年齢は言及されてなかったけど、何歳くらいなんだろう???
この二人の今後の展開とかあるのかな?と気になる所です。
直継兄さんはアメリカで味噌を作るのじゃないか?
ついに現れた主人公の沢木惣右衛門直保氏のお兄さん、直継氏が登場しました。一巻から、その存在は語られてた訳で、ついに…という感じですが、対面にあまり話数が割かれなかったのが、意外な感じでした。沢木さんの価値観に変化があったのは、間違いないですが…。
そのお兄さんですが、ゆくゆくは、アメリカのニューオリンズで味噌でも作るのじゃないかな?と思いました。ソースは、私の直感ですが、彼の下宿に実家の種麹の段ボールが積まれていたり(中身は分からないですが)、本人が何か商売を始めようとしていたり、後、別のシーンですが、直保氏が(アメリカ人に対して)「味噌食べたらいいのに…」とか、呟いていたりします…。
まぁ、そんな気がする…ってだけど、ソースも何もないのですが、アメリカで日本人が醗酵関係の仕事をする…みたいな事は、現実でも、よくある事なので、今後、そういう事例として、お兄さんが登場するのじゃないかな?とか思いました。単なる自由人の風来坊では終らないのじゃないかな?とか思った訳です。
おしまい
そんなこんなで、もやしもん10巻の感想でした。
10巻は、廉価版があるみたいです。ジャンプばっかり読んでいる私が、自信を持ってお勧めする1冊であります。
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