逢魔ヶ刻動物園最終回(打ち切り)呪い主とは…???~ジャンプ感想2011年19号①
堀越耕平先生の逢魔ヶ刻動物園が最終回です。作中の謎が残ったままの最終回なので…打ち切り…ですね。ジャンプの連載システム上、避けて通れない事ですが、未回収の話があるままに最終回を迎えるのは、やはり、少し悲しいです。
最終話の感想と、連載を通した感想などを…。
八つ刻
ヤツドキサーカス団が登場した時に、「ヤツドキ」って「お八つ」じゃないですかwwwとか感想を書いていたのです、ちゃんと、「お八つ」の意味を含んだ優しい意味があったのですね。残虐サーカス団と名前の印象があってない…というのは、計算の上だったのですね。
動物が戻った!
先週の感想で、園長と動物園メンバーでは、回収した魔力を元に戻せるのでは?とか、トイトイさんも園長の魔力で人間の姿になるはず…なんて予想を立てていたのですが、バッチリ当たりました。まあ、大した予想ではないですけどね…。
他の動物園メンバーの魔力も回収したら、もっと、強くなるのでしょうねぇ。
蒼井華さんの成長
バトル要素の強い作品でしたが、ドジだった蒼井華さんの成長…というのも、一つのテーマもありましたね。最終話にて、こけそうになって、踏ん張りましたね。彼女は、確実に成長しましたね。バスの乗り遅れて、登校中にかなりの回数(忘れました)転んでいた頃とは、大違いですね。
呪い主?
謎が残ってしました。園長や館長やクマの人に呪いをかけていた「呪い主」という存在がいたようですね。連載がもっと続けば、主と対峙するような事もあったのでしょうね…。
私は、「超自然的な何か」が園長達に呪いを与えていた…という認識でいたので、その辺りはハッキリしなくても良かったのですが、「己を高める為、育った魔力を摘み取りに」とかあると、ラスボス的存在がいたのだなーと。サーカス団編をやりくりして、その話をする事は出来なかったのかな?とか、ちょっと思いました。
でも、そうだったら、トイトイさんの登場はなかった訳ですが…。
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連載を通しての感想などを…。
バトルが気になった
どちらかと言うと、私は「バトル漫画大好き!」って訳じゃあないですが(嫌いでもないのですが)、今回の連載も、バトルよりの展開だったと思うのですが、バトルシーンが、ちょっと気になってました。言葉では、巧く表現し難いのですが、絵や画は悪くないのに、何故だか、爽快感に欠ける…という感想を持っていました。
丁寧すぎるのかな?という印象も受けました。抽象的な表現ですが、「硬い」とも言えるかも知れません。
また、動物の特性をバトル内容にも取り込まれていますが、特性が少々マニアックだったり、どうしても解説を要したり…。とんでも動物のとんでも必殺技とか非現実的な路線の方が読みやすかったかも知れません。
箱庭的舞台設定???
夏休みという設定のために、学校はほとんど登場しませんでしたが、もっと、人間世界が見たかったなぁ、と思いました。蒼井さんのお父さん、お母さんって登場してましたっけ???両親とか兄弟とかを登場させるのは、世界感の広がり的に大事だな…と最近、思っています。
後、動物園、水族館、サーカス団と場所は変わりましたけど、基本的に場所に縛られているキャラが出てくる話ですから、そういう意味で、箱庭的な舞台設定なのかな?と思いました。
まぁ、めだかボックスなんかは、基本的に学園内の話ですから、箱庭的な舞台設定が悪い訳じゃあないのですが、逢魔ヶ刻動物園では、もっと、世界の広がりを感じたい…と思いました。まぁ、ない物ねだりなのかも知れませんが…。
グっと来るところも沢山ありました
と、気になる所をあげましたけど、グッっとくる所も沢山ありました。最終話では、道乃家さんが、鞭で志久万氏の腕を封じたシーンですね。あと、蒼井さんが園長の背中におでこをひっつけているシーン。良く見ると、園長の瞳もぐにゃぐにゃになってますね。泣く寸前、というか。
そんな感じで、感情的に胸打つ、グッと来るシーンも沢山あり、私は、そういう部分が好きでした。
そんな訳で、残念ながら最終回でした。未回収な伏線はありますが、爽やかで良い最終回だったと思います。最終巻の5巻で、呪い主との対決が書き下ろしされたら…とか思いましたが、まぁ、あったら、告知されてますよねぇ。
堀越先生、お疲れさまでした。次回作を期待しております。
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