キミと私の恋愛相談(佐伯俊)は画力が高いッ!!~ジャンプNEXT!(ネクスト!)2011SPRING感想②
センターカラーの佐伯俊先生の『キミと私の恋愛相談』です。センターカラー…だと…?!基本的に新人さんの読切が掲載されるネクスト!ですが、新人さんがセンターカラーを勤めるのは、極めて異例…?!これは、すごい隠し玉なんじゃあないか?!と思いました。たしか、スケット・ダンスも増刊でセンターカラーで掲載だったと思います。
画力が高いッ!!!
…というような事を考えて、読み始めた訳ですが、やはり、画力の高さにビックリしました。なんというか、新人さんの読切を読む時は、絵の荒さとか、枠線の具合とか、背景とか、そういう部分も気にして読む事が多いのですが、「もう既にどこかで連載されてたのじゃない?」と思えるくらいに、画面の隙がなかった。
もっとも、重箱の隅をつつくような細かな見方をすれば、気になるところは、出てくるのかも知れませんが、それでも、レベルが高い…。例えば、背景とかは、専門で描いている人がいるのじゃないか?と思えました。増刊での恋愛枠は、平均的に作画レベルは高い気がしますが、最初に読んだ時に、「絵が綺麗だなー」という印象が強かったです。
佐伯先生の経歴とかは調べてませんが、集英社的には新人さんでも、他の会社の雑誌で描かれていたのじゃないかな?と思いました。インターネッツで調べたら、すぐに出てきそうなモノですが、感想を書いてる今は、まだ、調べてません。
一指し指と中指がくっついている
一つ気になったのは、一指し指と中指がくっつけている手の平がチラホラ見えた事。マンガの手の表情として、特徴的で、さらに、意図的に使用されているケースがあるみたいです。
インターネットでそんなのを読みました(参考ページ)。前回の増刊の
『ハチメガデス』の扉絵でも同様の手の表情がありました。こちらは、薬指と中指がくっついてますね。
私は、ほとんど絵を描かないので、手の表情とかは分からないのですが、それが好まれる何かがあるのでしょうね。
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ストーリーもいい!
ストーリーは、非常にオーソドックスではありますが、非常に良いな…と思いました。オーソドックスをオーソドックスに評価出来るのは、やはり、画力の高さでしょうか。
でも、大きな山は少ないですが、クライマックスの部分では、「お。」となる展開がありました。その場しのぎの嘘から発展した告白をどうするか…???という部分です。その告白が成功したら、いちご100%的な展開になるなぁ…と思ったのですが、主人公の小早川氏の立場にたてば、至極まっとうな選択なのですが、それでも「お。」と思いました。
登場は少ないですが、もう一人のヒロインも悪い人じゃなかった…というのは、ポイントが高かったと思います。
パンチラがエロい!
最後の最後に下世話な感想。増刊読切の恋愛枠と言えば、お色気要素が切っても切れない…と思うのですが、今作の読切でも、若干のパンチラがあります。無理におっぱい要素を展開に盛り込まなかった(冒頭でありますが)のは、一つ正解だったと思うのですが…数ヶ所のパンチラが非常にエロい…。何がエロいかと言えば、皺がエロいです。
このパンチラの文法は、エロマンガのそれに近いのじゃないか?と思えてたのは、私がエロマンガが好きなせいかも知れませんが…。
この部分で感想を閉じるのは、ちょっと、アレなんですが、注目せざるを得ないポイントでありました。パンチラがなかったとしても、十分に面白いと思います。だけど、嬉しい。
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