七峰透氏にはない作品愛とは?(バクマン。アニメ第2シリーズ放送直前巻頭カラー!!)~一言感想『序』ジャンプ感想2011年41号①
バクマン。
アニメ第2シリーズ放送直前巻頭カラーです。ノリノリですね。
差て。作中で、新妻先生が、「七峰透先生は、自分の作品に対して愛がない」という事が、名言されました。それは、私も、時々に考えていたことですが、「では作品に対する愛ってなんだろうか?」と思いました。作中の、七峰透氏の、特にシンジツコーポレーション内での言動を追っていくと、以下のようなことが考えられるのじゃないかと思えます。つまり…
・人間のモチベーションは金で買える。(しかも、金銭感覚が大雑把)
・面白いネームがあれば、面白いマンガになる。
・面白いネームに上手な絵が乗れば、人気漫画になる。
という感じでしょうか。また、編集者の山久さんが言ってますが、「作家に人間性は必要か?」という言葉も関係しているように思えます。山久さんは、「面白い作品に作家の人間性は関係ないのでは?」という感じで発言されている気がしますが、それは、作品ないでは逆説的に扱われているのじゃないかと?
漫画に限らず、創作活動をする人が善人である必要がどうかは分かりませんが、少なくとも、漫画作品というのは、作家の頭で考えられたストーリーが、絵とあいまって表現されている訳で、それは、人の延長線上にあるものと考えれば、必ず、絵の上手さや、テキストの上手さとは別に現れてくる、意思というものがあるのじゃないかと思います。
ちょっと例えが、人気作品過ぎて卑怯な気がしますが、ワンピースは、尾田先生が子どもの頃から描きたかったマンガだそうです。実際に作品として、世の中に出るまでの期間を考えれば、その中に込められた思いというのは、伺い知れるような気がします。
バクマン。作品内において、「ぱんちらファイト」は、作画を担当した東先生にとっては、自分の『週刊少年ジャンプ』の再起がかかった大事な作品だったでしょう。また、16人で作ったといえ、ネームを担当した人の思いがあるのじゃないかと思います。しかし、七峰氏にとっては、自分が連載をとるための、捨石に過ぎなかったと…。「ぱんちらファイト」が連載にならないと告げたとき、16人対して生まれた動揺を、お金の力で鼓舞していますが、16人の中には、割り切れない人も出てくるのじゃあないかと・・・。少なくとも、参謀役の響先生には、不信感の種みたいなものが生じています。
七峰氏が、破綻するとしたら、金銭的なモノしかないのじゃないか?と思ってましたが、七峰氏には理解出来ない、心の部分で、瓦解していくのじゃないかな?と思いました。少なくとも、次の読切で3位がとれなかったら、そこで、デッドエンドな訳ですが、少なくとも、連載にはなるでしょう(展開的に)。
「面白ければアリだ。」という印象が強かった佐々木編集長ですが、先輩の作家さんを捨石に使ったという部分は肯定せず、そして、「3位以内じゃないと今後一切使わない」と名言した部分に、頼もしさを感じました。
人の思いか、システムか、マンガの面白さは、どういう部分にあるか?このシリーズがどんな感じに向かっていくか、非常に楽しみです。
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ナルト
『矛』と『盾』に関して、「ほー」っと思いました。先週の引きから、てっきり、尾獣玉で倒すと思っていたので、ナルトが技を出来なくて…どうするのだろう?と思いました。
で、キラービーさん、というか八尾に相談。話の中で、なんとなく、3代目雷影の技を自爆させるのかな?と思ったのですが、まぁ、その通りでした。非常に説得力がありますね。
しかし、ジャンプ感想的には、先週の感想で書いてたら、凄かったのですけどねぇ…。
ワンピース
バンダー・デッケン氏…死す…という感じですが、ノア内部に落ちて行った感じですから、逆にこれは、生存フラグなんじゃないかな?と思いました。
ホーディから、3兄弟とルフィがしらほし姫を守る。RPGのイベントバトルでこういう状況があったら、燃えるのじゃないかな?一人防御力も攻撃力も弱い仲間がいて、その仲間が倒されるとゲームオーバーという感じで…。ロマサガ3的なイメージで…。
街に結構、巨大生物がいるのと、ジンベイさんの蹴りの威力などを考えると、ノアが落ちてきても、結構なんとかなるのじゃないかな?と思いました。
ヒョウゾウさんがエネルギー・ステロイドを酒のつまみにポリポリやっていたのに、笑いました。そして、スーパーサイヤ人化(違う)。ゾロさんは、実質、ホーディ氏と同格の敵と戦うことになる訳ですね。
スケット・ダンス
ボッスンがデザインしている『フライングあるき鯛』が、後々、本当にトリコに登場するのじゃないか?と期待してしまいました…。
ツッコミ禁止の巻。私は、京都在住で、普段の会話の中に(TVとかで紹介されるほどじゃあないですが)、ボケとツッコミは存在しています。しかし、他府県に行くと、あんまりない地域もあるとか…。今回のボッスンのツッコミ禁止の主張、「ツッコミやオチのない和やかな会話を楽しみたい」というのは、ツッコミ文化圏に入ってしまった人、もしくは、ツッコミ文化圏人と関わっている人は、割と、普通に思ったりするのじゃないかな?と思いました。
私は、たまーに、無言を楽しみたいな…と思いますが。
振蔵さんの胸のワッペンは、めちゃくちゃ笑いました。すごい破壊力…と思ってたら、ゲスの人とロマンさんが登場する3ページは、ボケ密度が半端ないですね。帰る時の、昔のマンガ風のワイプがとても好きです。Wでツッコンでしまうのも、仕方ないですよねぇ…。
鏡の国の針栖川
おお、男性キャラが二人も…。先週のラストで、保健室で全部聞いちゃってた人は、椿君でしょうか。私の、児童、生徒、学生、院生体験の中で、女子に大人気の男子はいなかった気がしますが…いても、記憶に留めなかったのかなぁ…。
凶悪な顔の須田さんが登場。普通の不良キャラかと思いましたが、旅のしおりの注意の補足事項を書いたりとか、徹底さが恐ろしいです。この人、自分の性格とキャラが分かってないのじゃ…荷物を持ってやる前提で考えているとか、めちゃくちゃ優しいですが…。
結果、須田さんは、とんだツンデレ野郎で、里美さんにラブ!になっちゃいましたが、教室で椿君の事を気にかけていた感じがあったので、「この人、もしかして…」と思ったのですが…。そうだった方が、また別の確かな需要層をゲット出来ると思うのですが、惜しいことをしてしまったなぁ(←アホか)。
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