吉田寮芝居部『うつしまパンデミック地獄庚申講踊る亡者の膝栗毛』を観た感想(というか感じたこと)
このブログは、ジャンプの感想ばかり書いてますけど、実は、管理人は演劇に少し関係していたりします。
差て。この間、吉田寮しばい部の『
うつしまパンデミック地獄庚申講踊る亡者の膝栗毛』というお芝居を観たので、その感想を書こうかと。正確には感じた事かな。
観終わって最初に思ったのは、「演劇は、観るのが一番だな!」ということでした。いや、これは、私が演劇活動を辞める…とかじゃあなくて、なんだか、そう思った訳です。今考えてみると、私が参加している
やみいち行動という企画は、演劇とは…ちょっと毛色が違うのかも知れませんね。
じゃあ、ここで、演劇とは?って話ですが、それは、キャラを作って、感情を作って…とか、そういうのかなぁ。
で、感想ですが。脚本のシーンウェイトとか、作者の好みが強いなぁ…とか。まぁ、それは、当然なんですけど、物語を構成する上で、余分を省く事が出来てないな…みたいな印象が。後、台詞の読みとか、みんな上手いけど、ツッコミのバリエーションとか…大き目の声で早口で一気にツッコムというのは、面白いけど、多用すると個々の威力が減っていくような…。
後、作風の影響とかも気になったかなぁ…というような感想は、もう、いいかな?って気がしました。作品がどうこうじゃなくて、演劇を観る立場として。なんか、昔は、自分で脚本・演出をしていた関係で、脚本・演出・演技に関して、勉強するつもりがあったのですが、最近は、そういう感覚が鈍くなって、分析力とかも落ちているでしょうし。
だから、感想じゃあなくて、観に行って感じた事とかを。観に行った作品と関係ないかもしんないですが。
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観終わった後に、ぼーっと考えていたのは、演劇のストーリーや、役を演じる事って何なのかな?という事でした。そして、そこから受け取る感動って何かな?と。演劇を観るには、冷めた目線なのですが、用意された台詞と結果・結末があるキャラクターに共感するのって、何かな?感動って何かな?そんなのを感じました。
非常にぶっちゃけると、作中のキャラクターの心境や心情等々にも感動した部分はあるのですが、一番、感動したのは、作中のキャラクターが「演劇を辞める」みたいな事を言っていたところです。補足ですが、観に行ったお芝居は、吉田寮しばい部という企画がやってたのですが、ストーリーは吉田寮しばい部が芝居をする話です。劇中劇って奴ですね。
で、ちゃんとキャラに感動してるじゃない?って感じなのですが、感動した、心が動いたのは、演劇関係者が書いた演劇関係者の役が「演劇を辞める」旨の発言をしている部分に…です。それは、作品から外れた部分への心の動きなのじゃないかな?と。つまり、(脚本書いた人は知り合いですが)、「え?マジで演劇辞めちゃうの?」と、ストーリーの外に心が動いた訳です。
なんか、自分で、書いてて、ややこしい気がする…。
観劇していて、お芝居の枠組みの外に心が動くなら、お芝居の感動って何かな?と思った訳です。なーんか、こういう感想を持った以上、既に演劇に関係しているとは言えないのじゃないかな?と思えてしました。あ、いや、次回のやみいち行動には、出演する予定なんですけどね。
だけど、一度、役を演じるとか、ストーリーを作るという事に関して、とっくり話し合ってみないなぁ、とも。後、台詞のある役なんて、ここ数年ほとんどやってませんけど、台詞を練習したり、感情を作ったり、割と好きです。下手なのが、ネックなんですけどね…。
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