オカルトさんGO!GO!(葛西雄治)は納得のクオリティ~ジャンプNEXT!(ネクスト!)2011SUMMER感想14
ジャンプネクスト2011夏、オカルト大好きっ子集まれ!!異色オカルティックギャグ読切19P!!…ということで、葛西雄治先生の『オカルトさんGO!GO!』です。…一応、この感想でジャンプネクスト2011夏の感想は終了ですが…もう、冬になってしまいました…。
差て、気になったところ、良かったところの感想です。
気になったところ
ネタや展開に関して、全てを言葉で解決しようとしている風に感じました。それが、悪いとも思えなくて、実は、色んなことをテンションと言葉で解決できているのは、凄いと思いました。特に、後半に二足歩行のロボットを製作している科学部員二人と、ロボットが出てくるのですが…よくよく考えれば、必然性がありません…。
なのですが、ちゃんと、面白いのが不思議です。ちょっと、ツッコミの部分の内容になってない気がします。
後、作画に関してですが、線というパーツでみれば、不安を感じる部分もあるのですが、なんというか、ちゃんと上手いっぽい絵も書けていて、漫画歴1年という部分を考えると、かなり達者に思えます。
ちょっと、気になったところ、ツッコミ感想になってないですね、これ。
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良かったところ
作画に関して、強弱がつけられているのが、素晴らしいなぁ、と思いました。見方によっては、ロングで、人物が小さい時は、手抜きとは言わなくとも、適当…とも思える気がするのですが、その時に、必要な表現が選ばれている感じがして、不思議とノイズを感じません。また、表情やディフォルメの仕方など、色々なパターンがあるのですが、不思議な統一感があるように思えます。少なくとも、人物を見失うようなことは、ありませんでした。
さらに、力の抜きが出来ているからこそ、ヒロインの南田カナ(なんだかな)さんが、美少女っぽい顔(作画)になっている時が、際立っていると思います。全編通して、数コマしかない上に、作者紹介ページのイラストが2番目に可愛く思えます。
また、ストーリー全体では、特に、伏線らしい部分もなくて(全くないとは言えませんが))、その場での言葉の説明等々で済まされている部分が多いのですが、荒唐無稽さは、感じなくて、部分部分で、一つ一つ納得出来る、許せる雰囲気があると思います。
全体的に可愛らしい感じのコミカルなのが良いですね。魔術の儀式に捧げられている豚の頭も、何か可愛いです。後、悪霊が除霊された時の言葉が「REFRESH(リフレーッシュ」だったのが、笑いました。も一つ、葛西先生は1982年生まれで、私の2歳年下くらいですが…そこらここらのディティールが凝っていると思いました。何の説明もなく描かれている『スカイフィッシュ』に背景の知識を感じました。
そんな訳で、ツッコム部分も少なくて、納得のクオリティだと思いました。漫画歴1年というのは、漫画用紙にインクで描いた歴であって、元々、絵が上手い、なんらかの形で描かれていたのじゃないかな?と思います。全くのゼロからなら…現実世界の平丸先生的存在かも…なんて、思いました。
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