ナニカは治すのは苦手でも残酷な見返りは…ハンター×ハンターNo.330「告白」他一言感想『X』ジャンプ2012年05・06号⑤
ハンター×ハンター
ハンター×ハンターは…凄いなぁ。連載の形態とか、休止期間のこととか、マンガの内容とは関係ない部分で、思うところもあるので、素直に感想を書けない時期があったりしたのですが、そういうのは、今回で終了にしようかな。
差て。アルカさんの「おねだり」と「お願い」の中で、残酷・過酷な要求(おねだり、見返り)の部分で、「ゴンを治した後の想像される『おねだり』の過酷さ」というのが、確執をうんで、兄弟で殺し合い…みたいな感じまでなってましたが…なんと、「治す」「お願い」には、残酷な見返り(おねだり)は発生しないとのこと。さらに、「呪われているのは『お願い』する方」というのは、多くの読者が感じていたことだと思うのですが、作中で、台詞になると…感じ取れる重みが違います。
ノーマルな答えを陳腐化させないのは、素晴らしい技だと思うのです。
「治す」に「見返り」が発生しないのは、直後の「いいコいいコ」が何かを霧散させているのじゃないかな?と想像します。
他にも、今回が「凄い」と思った部分は、他にもあって、「丸くなったんじゃない?」と思っていた、ヒソカ氏が、ありし姿を取り戻したというか、想像と愉悦に顔が歪んでいく様は、読んでいて、ゾクゾクしました。きっと、彼の股間は、大変なことになっているのだろうなぁ。彼の中のベストの選択の最悪さときたら…。
また、ポジション的には、敵役にあるイルミさんも、家族という考え方の中で、考えがブレてなくて、また、その中で、狂っているのが、素晴らしい…と思いました。彼の中にも、筋が通った部分がなければ、キルアは、涙を浮かべないでしょうし、涙が浮かんだとしても、我々は、共感できないでしょう。
こういう心の綱引きの部分に…読んでいて、ゾクゾクするのでしょうねぇ。思えば、冨樫先生は、現在の連載陣では、古参の方に入りますが…冨樫先生の作品が出すマンガの影響は、ジャンプ作品に、どのような影響を与えたのかな?与えているのかな?なんて、ことが、気になりました。
果て差て。ストーリーの方は、これで、選挙の方に集約していく感じでしょうか。復活したゴンさんが、「誰が一番強いか、闘ったらええ。」みたいなことを言ったら、どうしよう…。そんなこと、流石に、言わないか。でも、彼の復活は、選挙に大きく影響するだろうなぁ。
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マジコ
兄ファウストが…やば過ぎる…。死んで、生き返っての往復ビンタ…。似た様なことを、雲仙冥加たんも考えてましたけど、死ぬ、生き返るの方が、やはり、酷いなぁ…。
歪んだ母に育てられると、その歪みは、子どもに移る(こともある)と聞きます。人格形成が、個人の責任だけじゃあないと思えば、兄も、可哀想な人なのでしょうが…。
さらに…人も果実も…腐りかけが一番うまい…!兄は、既に、腐ってしまっている気もしますが…。歪みは、歪みを引き寄せ、お互いを補間しながら…という人間関係も魅力的なのですが…少年漫画においては…邪悪に思えてしまうなぁ。うん。
鏡の国の針栖川
前回の感想より。
アメリカへ。誰かが鏡の中に入っておかないといけない…という状況じゃ、誰かがアメリカへ同行することになりますが…。
10巻以上は惰性!アニメ開始前に終らせる…だと!?めだかボックス第127箱「だからめだかちゃんには」他超一言感想『?』ジャンプ2012年03・04号⑤【週刊少年ジャンプ感想】
いやー…思いっきり外れた…。むしろ、両親というクビキがなくなり、自由度が増してしまった感じ???
作った食事が塩辛いから「捨てた…」というのは、私なら、糾弾するレベルなのですが…。案外、現代の食生活って、そんなモノなのかしらね???
そもそもの誤解が生まれた、件の写真の再登場。これは、良い展開だなぁ。咲さんルートを感じた頃が、懐かしいですが…これは、里見さんルートに追い風だなぁ…。
ぬらりひょんの孫
うーむ。百物語組は…殲滅ならずか…。柳田さんが吸収されなかったのは、元もとの扱いがちょっと違うからでは???百物語組の一部が生き残ったことも…鵺復活に繋がっていくのかな?そうでもないかも知れないけど…。
あえて、ネットで調べてませんが、『葵城跡地』って、一般的には、あそこのことでしょうか?それとも、京都の時みたく、ちょっと、もじってある???
「帰る場所」というのは、大人解釈をすると、夫と妻を想起させるのですが…氷麗さんも、半袖さんと同じ「愛は勝たなくてもいい」の心境に到達しているのだろうか?と思ったり…。「近くでお慕いする」ことに、喜びを見出されているのであれば…それで、良い気がしますが…。
ヒロイン複数のマンガは、読んでいて、ざわざわするなぁ…。
スターズ
宙地レクイエム…なんて、言葉が思い浮かびました。学校の人々が、魂が入れ替わる…みたいn(ry。差て。宙地君の行き着いた推論が答えであり、それにより、最後の光が、彼に集まった…と考えるなら…実は、覚えてないだけで、地球上の多くの子どもが「光を見ていた」のではないか?と思いました。それが、覚醒に至るか、否かの違いだけで…。
白舟さんが、完成図を書き上げ、御闇さんが、文字を解読し…ワープゲート…。これまでは、近未来とて、現在の科学技術の延長という感じで、一定のリアリティがありましたが、一気に、SF色が濃くなりましたね。また、「メールに気持ちが乗った」という一言に、ファンタジーが集約されているなぁ。
…フィフィーさんの子どもの頃の回想が…とても、胸打ちました。良いシーンだなぁ。新連載第一話のことを、少し、思い出したり…読み直そうかなぁ。
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