ZOMBIE SMILE-ゾンビースマイル-(平尾友秀)はバトル漫画と思ったけどコメディ要素も良い~ジャンプNEXT!(ネクスト)2012WINTER感想7
強調文平尾友秀先生の最新作の感想を書きました。
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トーテム-TOTEM(平尾友秀)感想!面白い…舞首VS八咫烏、妖怪バトルですね・ネタバレ注意!ジャンプ感想50号2013年9以下からは、ZOMBIE SMILEの感想です。
可愛いあの娘の為にも…ちんたら死んでる場合じゃねえ!!愛のゾンビ読切47P!!ということで、平尾友秀先生の『ZOMBIE SMILE-ゾンビースマイル-』です。私が知るところでは、2回目の掲載ですね。今回も、気になったところと、良かったところの感想です。
気になったところ
先ず、箇条書きで…。
1.敵役が脅威じゃあない。
2.マイルス氏の死亡の回想が…。
という感じだと思いました。1.に関しては、同じゾンビ漫画としてエンバーミング等とかぶっちゃう気がしますが、凶悪な敵ゾンビとか出てきても良かったのじゃないかな…。後、敵人間が持っている武器の意匠とかに、凝って欲しかった感じも…。
2.は、主人公のマイルス氏が、(一度)死んでしまった回想シーンに関して…。正直、初読では、「あっさりしているな」、と物足りない感じを受けました。もっと、脳髄が歪むくらいの激しい後悔…とかね。でも、読み返してみると、「幼さゆえに起きた過ち」という部分を…考えると、重くなりすぎず、適切とも思えましたが…。ただ、主人公の成り立ちと、ヒロインの動機の部分なので、このシーンは、もっとパワーがあって、良かったのじゃないかと…。
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良かったところ
気になったところを考えて、そして、読みなおしてみたのですが、どうにも、「バトル漫画」よりの見方じゃあなくて、「コメディ漫画」よりの見方が、正しい読み方だったのじゃないか…と思いました。バトルシーンがあるので、バトルよりの見方をしていたのですが…。
そう考えると、脱力系のリアクションとか、なかなか、面白いモノがあります。後、ココロさんというヒロインが登場しているのも、良い部分ですねぇ。後、ゾンビパウダー生成の材料が明らかにスパイスで、呪文もカレー関係…というのが、面白かったです。
後、マイルス氏と、ココロさんが、片方しか起きてられない。通信手段としての交換日記…というギミックの部分のクライマックスでの使い方は、上手だな…と思いました。もしかしたら、あの粉が生成できてなかったら、ゾンビは、結構、驚異的な存在だったのかも…???
ラストも爽やかな感じで良かったです。パウエル氏の職業に関しては、ちゃんと伏線が張ってあったのですね。「ええ!」と伏線探しをしてしまうのが、ジャンプ感想者。名前とか、風景が、ちょっとメキシカンな感じを受けたのですが、もしかしたら、『死者』のイメージと繋がっているのかしら???
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