恋のキューピッド焼野原塵(長谷川智広)はギャグセンスが好き~ジャンプNEXT!(ネクスト)2012WINTER感想9
2013/09/21追記。新連載第1話の感想を書きました。
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恋のキューピッド焼野原塵・新連載1話「キューピッド地上に立つ」面白い!ギャグと青春の影…ネタバレ注意!ジャンプ感想43号2013年1以下からは、読切版の感想です。
愛をとりもどせ!!最凶キューピッド地上に降臨!!こう見えても愛と笑いの青春読切47P!!…ということで、長谷川智広先生の「恋のキューピッド焼野原塵」です。いやぁ、面白かったです。後述しますけど、ギャグセンスと、言語感覚に光るモノを感じました。
差て。気になったところと、良かったところの感想です。
気になったところ
絵柄に関して。絵柄は好きな感じなのですが、キャラクターの崩し方、ディフォルメ化、シリアス化(ギャグ化)等々の一貫性の部分など。特に「誰が誰か分からん」ということはないのですが、ベース・シリアス(ギャグ)・ディフォルメの中で、ベースの造形が埋没しがち…というか。多分、シリアス化が多くて、その種類が多いからだろうなぁ。後、これは、推測ですが、コマ毎にイメージソースがあるのじゃないかなぁ。なんとなく。
キューピッドの焼野原塵氏は、常に一定を保っているのですけどね。
後、も一つは、敵のやく○さん達が、主人公の吉丸氏にとって脅威である…という部分。いや、目ビームでサッカーボールを消し墨にする元魔王キューピッドの力と比べて、武装集団をどうとらえるか?という部分なのですが、焼野原氏の恐ろしさを考えたら、「目の前で人死にはみたくない」とか、「自分は死ぬかも知れない」という恐怖の方が、リアリティなんじゃないかな…と思いました。ちょっと、さじ加減の部分なのですが…。
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良かったところ
とにかくギャグセンスや言語感覚に光るモノを感じました。その一例を挙げると…。
・時間経過を「自転」
・ヒロインの花井ユリ子さんも焼野原氏を見て、「優しそうな人…」。
・「ちょっと地形確認してくるわ。」
などなどが非常にツボでした。後、デモーニッシュアンビバレンツ!!!!!と、意味不明なことを、ちゃんと笑いに転じられる勢いは、素晴らしいなぁ…と思いました。演技でやるにも、マンガでやるにも、意味不明をギャグにするって、パワーと、そのコントロールが非常に難しいです。昨年末にシュールギャグに失敗して、偉い恥を(ry。いや、なんでもないです…。
あとあと、後半の展開。ちょっとシリアスが入ったり、感動できる部分がありつつも、しっかりと、ギャグも稼いでいる…という部分が、とても、よく思いました。後半ギャグ抜き…という選択もあり得ると思うのですが、それは、しなくて良かったと思います。
そんな感じの感想でありました。何回か、読み返しております。
おまけ
あと、これは、純然たる印象ですが、高山憲弼先生の名作『ハチメガデス』がイメージソースにあるように感じました。プロットの組立て方とか。
今作のヒロイン、死神のデコさん(13)は、ブレザーっぽい制服のスカート抜きの姿です。つまり、パンツいっちょうです。女神ヶ池(という池)から登場した時に、パンツ姿でしたから、きっと、「今はスカートを穿き忘れているだけで、いつか、スカートを穿くんだな。」って思ってたら、最後までパンツでした。それは、主人公の電寺ハチメガ氏(中1)の好きな服だったから…って事でした。
ハチメガデス(高山憲弼)パンツはスカートを穿いてこそと思うのだけど、とてもイイ(・∀・)ッ!!~ジャンプNEXT!(ネクスト!)2011WINTER感想③【週刊少年ジャンプ感想】
今は、漢字を開いて、高山としのり先生なのですね。
冒頭の感じと、魔王が現実世界を観ていた…という部分に、近いニュアンスを感じた訳ですが、別に、特筆すべきことでもないのかも知れませんね。
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