次号後日談?鏡の国の針栖川#END『リスタート』(打ち切り最終回)ジャンプ2012年10号感想1
叶恭弘先生の『鏡の国の針栖川』連載終了です。話数的には『打ち切り』で最終回だと思うのですが、物語が円満に終了していることを考えたら『打ち切り』という表現に関しては、一考しないといけないように思えます。
最終回なので、最終回の感想と連載全体の感想を書こうと思ったのですが…『次号2人の後日談掲載』…だと…?!それだったら、来週が最終回じゃないのか?という感じがします。もしかしたら、この感想は見切り発車なのでは…?!
最終回の感想
鏡の扱いに関して、鏡先生(おばちゃん)に返しに行く…というのは、概ね予想通りでしたが、ラブミラーの存在にフォローが入ったのが、何か、良かったです。「命を救った」という事実は、改めて気付かされました。
告白される咲さんとか、針栖川氏の名前を知らなかった椿氏とか、消化できてなかった部分の回収がされている感じもありますが、割と、スムーズです。その中で、咲さんが「ぽっ」っとなるのは…「おや?おいおいおいぃ?」と思ったのですが、これは、ラブミラーの特性を現しているのじゃないかな?と思いました。
つまり、「好き」という記憶は奪っても、大元にある感情や情緒、その土台となるものは、残っているのじゃないかな?と。まぁ、もしくは、今後を予想するなかで、トライアングラー的なモノも感じさせる…。
先週、先々週の感想から、針栖川氏の「ぬくぬく体質」、つまりは「臆病である」部分に、触れてましたが、最終回は「リスタート」で、恋愛ストーリーとしては、一人の少年が再び一歩踏み出す物語だったのだな…と思いました。「仲のいい友達としか」…というのは、連載開始時、そのちょっと前までに戻っている…のでしょうが、ラブミラーの特殊状況下というのはあったにせよ…針栖川氏の未来は、明るいのじゃないか?と思いました。
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連載全体の感想
まだ次週の「後日談」があるので、連載全体の感想は尚早な気がします。後日談は「夏休み前」が今回だから、思いっきり「海」で「水着」な話でしょうなぁ。針栖川氏と里見さんの関係がどうこう…よりも、お色気満開な感じになるのでは?
差て、連載全体を通してですが、初期は色々と鏡とルールに関して誓約が多いな…と思いました。針栖川氏は、鏡に閉じ込められた状況のため、「日本一周マラソン」をしていることにして、納得する家族…。設定に無理があるとかじゃあなくて、「動き難さ」というのは、あったように思えます。
恋愛部分に関しては、一時は「松井さんENDもあるのじゃね?」という感じを受けましたが、連載当初はダブルヒロインではなくて、里見さんルート一直線な感じがありました。私個人としては、「いちご100%」で悪夢をみているので、ダブルヒロイン耐性は(精神的に)、ちょっと、苦手なのですが、マンガの山と谷に関して言えば、もっと、揺さぶりがあった方が良いのかな…???
しかし、松井さんが針栖川氏のことを好きになる部分は、今作品の屈指の名編だと思います。鏡の呪いで一番、可哀想な目にあったのは、松井さんなんじゃないかな…。
連載全体を思い出し『動き難さ』というのを考えていたのですが、どうしても鏡のルール上、当事者達が考え、語らないといけない。鏡のルールが判明していくことも、ストーリー上大切なことだっと思うのですが、例えば、「鏡の精」みたいなマスコット的なキャラがいれば、狂言回しと言いますか、『動き』の部分で『動きやすく』なったのじゃないか?と思ったのですが、ストーリーの『重み』の部分が解放されたら、きっと、「お色気要素」にパワーがよったでしょうから、このままで良かったのかな?と最終的に思いました。
少年漫画でラブコメと言えば、ハーレム状態に突入したりすることも多いですが、途中で、松井さんにも気持ちが移った部分も含めて、針栖川氏のような主人公で良かったと思いました。
…と鏡の国の針栖川に関して書く感想は、これで最後…ではなくて、来週にもう一回書くのじゃないかと思います。後日談って何ページくらいかな。内容予想が当たることを願って…。
・振り返り
連載第一回目で、今後の方向性というのが、なんとなく見えましたね。つまり、針栖川さんを鏡から出す方法を模索しつつ、鏡で色んな所を除いたりして、ドタバタと、エロを含む騒動が起きながら、進んでいくのじゃあないかと…。
鏡から出る…というストーリーがどのように進んでいくか?というのも気になります。鏡の秘密を共有出来る人が二人までの状態で、どのように展開していくか???ベタなところでは、鏡の精とか人間以外のキャラが出てくる…ですが…???
鏡の国の針栖川(叶恭弘)はお色気枠でござった~ジャンプ感想2011年31号①【週刊少年ジャンプ感想】
連載開始時の感想です。引用部分…割と、的外れのことを書いてましたね。去年の7月頃のスタートだった訳か…。ストーリーが夏休み前で終了したことが、なんだか、イメージが重なりました。
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