食戟のソーマ(附田祐斗×佐伯俊)はエロい料理バトル漫画である!ネタバレ注意!ジャンプNEXT!(ネクスト)2012SPRING感想1
2012/11/26追記。・↓食戟のソーマ連載版の第一話の感想を書きました↓
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エロマンガ!食戟のソーマ1(附田祐斗×佐伯俊)「果て無き荒野」父親との対決とラブコメと…ネタバレ注意!ジャンプ感想2012年52号1-1以下からは、読切版の感想です。
天才と天才はぶつかりあい、更なる高みへ!超熱闘料理バトル読切巻頭カラー50P!!…ということで、原作は『少年疾駆』でお馴染みの附田祐斗先生、作画は「キミと私の恋愛相談」の佐伯俊先生の「食戟(しょくげき)のソーマ」です。『ソーマ』というと、破廉恥なアニメを思い出しますが、詳しくは知りません。
ジャンプNEXT!2012年春の巻頭カラーを飾るこの作品。気になったところと、良かったところの感想と、関連記事などで、感想をお送り致します。
気になったところ
多分、多くの人が気になった部分だと思うのですが…そもそもこの企画が気になります。何故、原作も作画も一人で行うスタイルで連載をされていた附田先生が、今回は原作担当であるのか?と。単純な想像だと、ネームでの打ち合わせ段階で、「エロ要素を広げて佐伯俊先生を作画担当にしたらどうだ?」という話が出たのじゃないか?と思います。エロ的表現、エロ要素を抜いたら、料理をテーマにした熱血バトルマンガになると思うので…。
多分、佐伯先生が作画に決まってから、ネームの練り直しの中で、エロ要素の追加が決まったのじゃないかな。そのように感じました。それが悪いこととは、全然思いませんが、附田先生の前作がサッカー漫画だけに、演出やストーリーテリング的な部分でも共通項が見つけづらい…。
も一つ作画などに関して。佐伯先生の作画の力はかなり高いと思うのですが、だからこそ、マンガとして突き抜けるためには、ビーム砲で肉を焼く…くらいの過剰描写が必要なのじゃないかな?と思いました。どこまで現実味を持たせるか…だと思いますけど、もっともっと、突っ走れると思いました。後、佐伯先生は、確かに絵が上手いけど、だからこそ、マンガ的な「抜き」の脱力表現が上手くいってない箇所があって、そこが弱点のように思えました。作中で、「最高の食材」を揃え、「完璧な調理」をしているから、「つまらん」…という下りがあるのですが、逆説的に佐伯先生の作画を連想してしまいました。
良かったところ
そう言えば、ジャンプで「料理」や「調理」をテーマとしたマンガってないよな…と思ったのですが、『トリコ』が絶賛連載中でした。最初の発想で、トリコが除外されていたことを考えると…トリコを料理漫画と認識していない自分に気付き、驚きました。
差て。記事タイトルに含めましたが、もう、純粋に『エロさ』の部分であります。よくよく考えると、料理の対決をバトル漫画調に高め、バトル展開を予想させる伏線や、演出等々も、色々と出てくるのですが…やはり、一番印象に残るのは『エロさ』でありましょう。
美味しいモノを食べた時の心象風景。より美味しかったら薄着になる。美味しいことの感動、興奮が性的絶頂のように現される部分は…よくよく考えれば、深い部分があるように思えます。私は男だもんで、異性のことは分かりませんが、とある文献(確か蘭宮涼先生のマンガ)には、エクスタシーは「温泉に入っているよう」というような表現を読んだことがあって、その辺りの知識を総動員させると…美味しいモノを食べて性的エクスタシー的な表現に帰着していくのは、あながち、「とんでも」ではないのじゃないか?と思えました。
食べている様がエロいと言えば「花のズボラ飯」を思い出しましたが、それよりも、電撃的で刺激的で、今年読んだジャンプの中で確実に5本の指に入るのじゃないか?と思いました。もう、「卵かけご飯」という言葉すら、やらしく思えます…。
最後に。なんか、破廉恥な感想になってしまい、すみませんでした。でも、一気に突っ走りたくなってしまいました。
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少年疾駆の表紙をみるだけで、当時の記憶が掘り起こされます。
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