ベタプリ(三原すばる)はベタを塗る漫画ではない![ネタバレ注意!]ジャンプNEXT!(ネクスト)2012SPRING感想8
ベタのベタによるベタのためのベタと見せかけたシュール気味ギャグ読切15ページ!!ということで、三原すばる先生の「ベタプリ」です。実は、「DOORCONBOURO-ドア、こん棒、炉-」という作品で、本誌に掲載されていたりします。
気になったところ
前作の印象があるせいか、マンガとしてまとまった…という感じを受けました。それは、ショートショートからショート、1本のストーリーと転ずる中で、作画の部分とか、背景とか、漫画力の向上…という風に思えるのですが…「らしさ」というのは、このように失われていくのかな?と思いました。そこ突いたら駄目な気もしますが。。。
後、地獄のミサワ先生がニコニコ動画か何かで「最初の頃はストーリーのあるモノも作ろうとした…」みたいな話をされていたのも思い出しました。三原先生が、ショートショートか、ショートストーリーか…どちらで才能を発揮されるかは…分からないところですが…。
作中のネタに触れてみると、「新妻エイジ」が出てきますが、文意を解釈したら、「岸辺露伴」の方が、より相応しいのでは?と思ったのですが、一般性の部分では、「新妻エイジ」なのかな?と思いました。
良かったところ
というような言を考えて、三原先生の作家性…という部分を意識してみると、「アヘ顔」かな?と思いました。もっとイちゃっても良いのじゃ?とも、思いましたが、前作との共通点を感じられた部分が、なんか良かったです。
後、気になった部分と背反してしまいますが、基本的な漫画力が上昇している…という部分も良かった部分だと思います。壮大なネタフリではありますが、「熱くなっている」部分には、「おお!」と思いました。
も一つ。作者紹介ページを荒々しくネタにぶっ込んでしまうセンス…もいいな…と思った部分でした。そこを大事にしない…という部分に、個性と魅力を感じるのであります。
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言葉のセンス等々は、既に触れましたけど、ぶっ込んでいけるところが、いいな…と思いました。多分、何かの微調整が巧くいくと、急に輝き出しそうな気がするのですが、逆に、そうなった時に何かが失われる気がするので、この作品の持っているモノも大切に感じたいところです。
不思議と、ふわっと女の子がカワイイのも良い感じですね。ジョンの方が(本来の絵柄からは外れてて)頑張って描かれているのかもしれないな…と思いました。
DOORCONBOURO-ドア、こん棒、炉-(三原すばる)は第75回赤塚賞佳作受賞作!ジャンプ感想2012年16号1
なんやかんやあって、本誌に掲載経験のある三原すばる先生。ツイッター界隈での反応もみれて、楽しかったです。
ジャンプネクスト!&ジャンプ2012年16号!
![少年ジャンプNEXT! (ネクスト) 2012SPRING 2012年 6/1号 [雑誌] 少年ジャンプNEXT! (ネクスト) 2012SPRING 2012年 6/1号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61PH5fcsGhL._SL160_.jpg)

三原すばる先生のデビュー作を読めるのは、ジャンプネクストとジャンプ2012年16号だけ!
余談。
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多分、作者名検索をする人はいると思うから、このページも、結構、閲覧されているのじゃないか?と思いました。
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