フェイスブックに子どもの写真を掲載する危険性(悪用や拡散)に関して思うこと。
実は、フェイスブックをやっております。そのタイムラインを見ていると「友達」(知り合いや先輩や後輩)の近況が分かるのですが、最近、よく彼らの「子ども」の写真を見ます。正直、やべーなぁ、と思うのですが、まぁ、本人達の意志でやっているので、勿論、否定はできないのですが、割と偏ったインターネット界隈を知っている私だからこそ、書けることがあるのじゃないか?と思えました。
あんまり説教臭くなるとアレなので、この記事を書くに到った私の思考的背景を、キーワードを羅列の形でお送りします。「写真に写っている子どもはインターネット掲載の危険性を判断できない。」、「本人が小学校高学年くらいになって嫌がったら?大規模拡散が起きてしまってたら?」、「友達が乱心する可能性。」、「フェイスブック浮気などに見れる友達提案機能の凄さ。」、「悪用の可能性。」、「名誉毀損罪は親告罪。」…という感じです。
後二つが結構大事で、「名誉毀損罪は親告罪」なので、「悪用」されて大規模拡散が起きた時に、本人及び、周辺人物が「悪用の拡散」を発見しないと、罪に問うことが出来ない…ということだと思います。
これらの問題は、公開範囲を「友達限定」にするとか、そもそも、子どもの写真をアップロードしない…ということにあります。友達限定にしても、友達が乱心したら、どうにもなりませんけど。
記事後半では、「悪用」とは言い切れないですが、実在の人物の画像がコラ画像の素材となって、使用され、色んな所に拡散した例を示します。
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先ず、キアヌ・リーブス氏。まぁ、紹介の必要もないくらいの有名人ですが、一応、ウィキペディアのページを紹介すると…。
彼を一躍スターダムに押し上げたのは1994年の『スピード』である。続く『スピード2』にも出演オファーがあったものの、彼は自分のポリシーにこだわり、『ディアボロス』と『死にたいほどの夜』に専念するとの理由でこれを断っている。その後、いくつかの映画に出演したものの、やや表舞台からは遠ざかる形となっていた。しかし、『マトリックス』(1999年)に出演後、再ブレイク。3部作に主役として出演した。
キアヌ・リーブス - Wikipedia
マトリックスのあの人です。彼は、結構、プライベートで公園で独り飯中の様をパパラッチされたりして、その様子の画像を利用したコラ画像が沢山作られてました。
↓こちらが、そのページ。
完全に素材となってしまったキアヌ・リーブスのコラ画像まとめ - NAVER まとめ ちょっとブームは去った感じですが、まぁ、色々と作られてます。まぁ、彼は、有名人なので、私達とは、ちょっと違いますけどね。
次の例は、一般人の有名人の、ぼっさん。
2ちゃんねる掲示板のコテハン(2ちゃんねるでのハンドルネーム)でアイドル的存在である。もともとは「りぼんちゃん」というコテハンだったが→「りぼんのおっさん」→「りぼっさん」→「ぼっさん」となった。語尾に「でちゅわ」と付ける口調が特徴。
酔っ払って自発的にアップロードしたセルフポートレートの非常に愛嬌のある顔と朴訥としたファッションがニュース速報板住民に非常に受け、それを素材にしたコラが作られるようになった。風景画像との合成のみならず、人物の顔の部分をぼっさんに差し替えたり、手書きイラストと融合させたり、ぼっさんのシルエットやファッションを記号的に用いたり、ぼっさんの使い方は様々である。ニュース速報板においてはぼっさんは「フリー素材」扱いをされており、本人もそのことを容認している。
ぼっさんとは - はてなキーワード
私も詳しくは知らなかったですが、インターネット的な有名人の一人です。芸能人とかじゃあなくて、普通の一般人です。
↓コラ画像のまとめは以下から。
ぼっさんのコラ画像 40点を公開 | ニュース2ちゃんねる まぁ、これは、本人がフリー素材と容認している…とあるので、特に問題がないのでしょう。
続いて、インターネットで有名な外国の「赤さん」(赤ちゃん)。
「赤さん」の画像は長らく出典が不明で性別も男児説と女児説の両論が存在していたが、2010年になってアメリカ合衆国・フロリダ州在住の男性が開設している個人サイト[2]に2000年に掲載された、この男性と夫人の間に生まれた男児スティーブン(1999年生)の写真である事が判明した。男性は現地メディアの取材に対して、自分の息子の写真が日本でコラージュ画像に無断使用されて広まっていることについては取材を受ける以前から認識しており、当初は困惑したものの問題視する気は無くコラージュの素材に息子の写真が選ばれたことに対しては「日本人は赤ちゃんが好きなんじゃない?」と好意的に受け止めていると回答[3]。
まさに外道 - Wikipedia
まぁ、有名な赤ちゃんなので、誰しもインターネットのどこかで、見た事はあると思います。
↓「まさに外道」のコラ画像は以下から。
まさに外道の画像集 - NAVER まとめ まぁ、この例も、少なくとも「お父さんは」好意的に受け止めている訳ですが、現在13歳くらいになっているスティーブン君が、どう思っているかは分からないです。
終ります。
まぁ、こんな感じで、実在の人物がインターネットで、「素材」として扱われて、面白画像が沢山作られる…という現象が起きてたりします。キアヌ・リーブス氏は有名人ですが、「ぼっさん」と「外道赤さん」は、本人達が面白かったのか、いじくった人達が面白かったのか?と言えば、半々な気がします。
だから、フェイスブックの写真が、外に漏れ出して、悪用や加工、転載、拡散が起こる可能性はゼロか?と言えば、そうではないと思います。こんな記事を書いているので、私はしませんけど、転載・加工・拡散は、技術的には超簡単です。勿論、しませんけどね。
私の「友達」達が、公開範囲指定をどうしているか分からないのですが、もしかしたら、「公開」かも知れませんし、「友達」限定かも知れません。他の人がどうしているか?を調べる機能がよく分からなかったので、その辺りは、調べてないですが…。
まー、まとめてみると、「友達限定」にした方がいいかも知れませんよ?というのと、インターネットには面白いモノが沢山あるぜ?という感じです。後、私の「友達」じゃあなくても、FBをされている方が読まれたら、参考にしてみて下さい。余談ですが、ジャンプ感想って、全然、「いいね!」がつかないですね。よしなに。
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