ブロガーの死亡後にブログがどうなるのか?ブログ「継承・存続」或はインターネット墓地のような事業をやりたい(前編)。
はじめに
インターネットを始めた頃に、『模倣子』という言葉に夢中になった時期がありました。以下のような言葉です。
ミーム(meme)とは、文化を形成する様々な情報であり、人々の間で心から心へとコピーされる情報のことである[1]。ミームは、習慣や技能、物語といった人から人へコピーされる情報である[2]。ミームは会話や文字、振る舞い、儀式等によって人の心から心へとコピーされていく。
ミーム - Wikipedia
ブログを始める前、HPをやっていた頃に、考えたことをコラム的な文章にしてひっそり公開していたのですが、「この文章が読よまれて誰かにちょっとでも影響を与えられたら…」みたいな感じドキドキしてました。自分の考えが、誰かに伝播する…模倣子はすごい、という感じの大人の中二病的なモノでした。
ブログを書くようになって、アクセス解析をみたり、また、コメントがついたりして、いつしか、自分の文章が読まれるのが、ある程度「読まれていること」が「当たり前」になっていく中で、その事は忘れておりました。
ちょっと前。お盆の頃に祖父の一回忌があって、ちょっとだけ、『死』について考えました。そして、そこから、この先30年の間に行われるかも知れない、できたら私が行いたいと考えていた、『インターネット墓地』という事業に思い至ったので、ちょっと文章にしてみようと思いました。
今回の記事は、以下のような構成になっています。
目次
- ブログ最終回
- ブロガーの死亡
- この先の30年
- ブロガー死亡後にブログはどうなるのか?(続きます)
ちょっと文章的に長くなりそうなので、前編・後編に分けて書こうと思いました。この記事は前編です。後編は、まだ書けておりません。
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ブログ最終回
最近、考えるのは、ジャンプのマンガに『最終回』があるように、色々なモノに最終回があるな…ということです。2005年8月頃から始めたこのブログですが、私もいつか死ぬことを考えたら、ブログの『最終回』もあって、最後の『ジャンプ感想』か、もしくは、最終回を告げる記事もあるのだな…と思いました。
しかし、例えば、書く人がいての『ブログ』ですが、その実態は、FC2という会社から無料でレンタルしているシステムです。だから、私が生きていても、嫌な話ですが、FC2が倒産すると、このブログはなくなります。勿論、そうなった時は、データーを別のブログサービスに移して、存続すると思います。
では、例えば、私の『ブログ最終回』を迎える時に、アカウントを誰かに譲渡して、引き続き更新を行って貰えれば、ブロガーとしての私は、引退しますが、この『劇団ヤルキメデス超外伝』というブログは、存続することになります。新しい管理人の人が、新しいブログ名をつけたい…と思うかも知れませんが、出来れば、『屋号』として継いで欲しいものです。『個々の記事ページ』では、ページタイトルにブログタイトルが含まれないように設定しているので、実は、あまり、ブログタイトルに意味がなかったりしますが…。
ブロガーの死亡
このようなブログの終了、あるいは、継承を考えた時に、実は、私的には、まだ、ちょっと先の事に思えるのですが…ちょっと日本におけるブログ普及を調べてみます。
サービスツールの日本語化などによって2002年(平成14年)頃から急速に普及し、2006年(平成18年)3月末の時点においては日本国内でのブログ利用者数が2,539万人に達していることが総務省から発表された[2]。また、2005年(平成17年)から翌年にかけての利用者数の増加が特に顕著
ブログ - Wikipedia
だいたい2002年頃から普及し出した…とのことです。私は2005年に開始したので、丁度、ブームの波に乗った形ですね。正確には2002年よりも前からあったと思うのですが、あえて、2002年をブログ元年的に考えてみると、今年は2012年で、10年が経過した訳です。
非常に嫌な話ですが、でも、事実だと思いますが、この10年の間に、ブロガーが死亡して更新が停止した、停止しているブログは沢山あると思います。芸能人の場合などは、非常に分かりやすいですが、完全に匿名で、家族や友達も知らないで行われていたブログは…ほとんど誰にも知らない間に、更新が停止しているブログもあるのだと思います。
この先の30年
このようなことは、現在進行形で起きていると思いますが、今から30年でより、顕著になり、そして、その辺りのことが問題視はされなくても、何か意識の変化が起きるのでは?と想像しております。
30年という数字に大きな根拠はなくて、自分の年齢などを踏まえたイメージです。しかし、例えば『はてな』の社長の近藤淳也氏のプロフィールを見てみると…。
近藤 淳也(こんどう じゅんや、1975年11月2日 - )は、株式会社はてな代表取締役。Hatena Inc.代表。愛知県生まれ、三重県出身。ツール・ド・信州主宰者。周山ロード創始者。
近藤淳也 - Wikipedia
記事を書いている現在、36歳で、氏が何歳まで、はてなの社長を務められるか分からないですが…例えば、その頃に、『はてな』は大きな変革を迎えるはず…と思います。ホリエモンこと堀江貴文氏は1972年生まれみたいですので、インターネットの有名人が60歳を越えた頃に、そこに向かって変わっていくモノがあるのじゃないかな?と思います。
ブロガー死亡後にブログはどうなるのか?(続きます)
差て。ブロガー死亡後にブログはどうなるのか?を考えてみます。つまり、更新が全く停止したブログの扱いです。ブログサービスによって色々と違いますが、例えば、『シーサーブログ』を調べてみます。
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つまり、三ヶ月更新がされないとデーターが削除される可能性がある訳です。今後、インターネットも続いて行くことを考えると、「なんて勿体ない!」と思いました。
ブログの力というのは、継続の力であり、それを破棄するのは、非常に勿体ないと思う訳です。勿論、自分が死んだ後に、自分の影響、模倣子をこの世に残したいか?というのは、個々のブロガーの考えですが、ブログを継承、あるいは存続させることで、後の世に影響を与えることができるのじゃないか?と思いました。
具体的に何を残すか…などは、この記事の続きで書こうと思います。まぁ、私のブログの活動を見てもらえれば、大体想像がつくと思いますが…。
ちなみに、冒頭でも書きましたが、記事の後編は、まだ書けてないので、また、書けた頃に掲載しようと思います(できたら)。
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