インペア・コード-INPWEAR CODE-(池田恵介)は迫力のバトル!ジャンプ感想2012年40号1-1ネタバレ注意!
インペア・コード-INPWEAR CODE-(池田恵介)
現代×謎の少年×妖精!?心揺さぶるド迫力バトル読切Cカラー47P!!ということで、第8回金未来杯エントリー№4。池田恵介先生の『インペア・コード-INPWAER CODE-』です。タイトルは『INP』と『WEAR』の造語な訳ですね。
…と思ってたら妖精を表すのは『IMP』でした…。
インペットimpetsとも呼ばれるこの妖精は、ヨーロッパ地方に住むいたずら好きの小悪魔。
古代英語では、impa。複数形でimpan。子供の意味がある。
悪魔の子という意味から、小悪魔を現すようにもなった。
インプ Imp:ファンタジー大百科事典
今回の感想は、気になったところ、良かったところ、一言感想でお送りします。『一言感想』は、おおよそ見開き毎の感想です。
気になったところ
ストーリーの展開に関して。読切では良く使われる「起承転結の『転』の導入」からスタートして「遡ること…」みたいな方法論は使われてませんが…それで良かった部分と、そうじゃない部分があったと思います。まぁ、キャッチコピーに『妖精』って入っているのですが…その辺りの世界感が導入から意識できるかは、大事だと思いました。
バトル前の雰囲気は、謎を追っていく形だから出たと思うのですが、『妖精』の心の準備が出来てなかったので、後から、設定が追ってくるような感じを受けました。
また、作品のキーワードは『後悔』だと思うのですが、テーマ的には良い感じだと思うのですが、戦う力とか、妖精化の解除の部分とかには、関わってない気がします。前向きな気持ちが、能力とか、発症とかに影響しても良いのにな…と思いました。
…ちょっと些細なツッコミですが、カバンの中身の撒き散らすのは、展開的に必要だと思うのですが…偶然なのか、そもそも、ウカツな人なのか???後、『キンリン会』とは何だったのか???回想と含めて、想像出来ますが…。謎を残したのは、連載化を意識した部分なのかな?とも思いますが…。ただ、キーとなる『クスリ』を作っている組織なら…もうちょっと分かってもな…とか、思いました。
良かったところ
カラー扉絵が、好きな感じでした。細かく見れば、色々と情報が散りばめられている感じで、一度、読んだ後と、前じゃあ、随分、印象が違うのだな…と思いました。斧の刃の部分に注目。
女の子がカワイイ…というか、カワイイですけど、妙な味わいがある絵柄だな…と思いました。レトロじゃあないですけど、不思議と懐かしいような???本編のシリアス部分じゃない、ゆるい部分や、ギャグっぽいところが良かったです。あ、ちょっと、『サイレン』を思い出させる絵柄なのかな…。全開の読切を思い出してみると…基本的な画力が向上している…と思いました。
バトルも迫力があって良かったです。ちょっと分かり難いところもあるかな?と思ったのですが…読み返すと、効果音で分かりました。
後、娘の気持ちと、父親の気持ちの部分が良かったです。内側からの意識の悲鳴…みたいなモノが、もうちょっと可視化されても良いと思ったのですが、バトルのクライマックスは…一見敵を応援しているような妙な感じがして、面白かったです。
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一言感想
50針…どんな傷だろう…。細かい所まで気になるカラー扉。刃の部分の人影は…???模様???
まさかの現代劇…。何かの力を回収とか、そういうストーリーかな???
女の子がカワイイですね。ファザコンと来たか…。シウマイは横浜名物な訳か…。
年下で背が高い女の子って萌えるなー。いまいち展開が読みにくいけど、何が起きるのだろうか???
ふーむ。謎を追っていく感じか…。ベタな手法を使ってないけど???
なるほど…冒頭から不自然なアイテムはあった訳だな。電車の人々の心の声が面白い。
謎の主人公か…。その辺りも追っていく感じな訳か…。避けられている…がキーかな。操られるとか、そういう系かな???
会話の内容がよく分からん…。だけど、お父さんの腰布は、阿知呼人氏の帽子なんだろうな…。
力を使ってないと、乗っ取られたり、暴走する感じだろうか???
カバンの中身ェ…。ここで設定解説か…。
…なるほど、これは、冒頭から謎を追う展開の方が効果的だな。ただ、『妖精』という非現実性を、どう調理するか?だと思った。
迫力のある描写。主人公の能力がチラッと出たな。日常パートで示唆しておくべきだと思うが…。
…力を役立てようとして、取り込まれるというのは、考えさせられる部分がある。『殺す』って…。
『後悔』か…。流さんの存在が、展開にどう絡むのかな???
帽子と共存出来ている理由は???あ、薬か…。中学で演劇か…。
前進することか…。それが、バンシーを探して、原因の究明か…。『後悔』というのが、キーワードか…。
…衝撃的だ…。前向きに向かう気持ちが、どのようにエネルギーに関係するか?が大事だと思う。呪いに関係するか?など。
これはいい…。
おお。大きな武器。レッドキャップか…。妖精という言葉が、もうちょっと早く出ていれば…って、キャッチコピーに入っているか…。
能力をコントロール出来ている訳か…。
言葉だけを拾うと、敵を応援しているように思えるけど、その部分が、味わい深いな…。
…妖精化の解除等々は、どうやって起きているのだろう?腰布は残っているけど…。斧のミネ打ちなんですな。
…精神を安定させたら、治まるのか…。全国を津々浦々、美味い物巡りをする感じだろうか???
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いわゆる九十九神の話でした。妖精とか、精霊が得意分野…ということでしょうか。
以下は金未来杯にエントリー作品の関連記事をまとめた記事です。
近未来杯第8回のエントリー作品発表!読切を振り返る…ジャンプ感想2012年34号番外編。 今回でエントリー作品が終了したので、また、感想をまとめるのも良いかも知れませんね。
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