最終回パジャカノ。Vol.26「一番近くで」お母さんとの回想に感動した…ジャンプ感想2012年40号6ネタバレ注意!
耳寄りなこと。
登録情報
コミック: 216ページ
出版社: 集英社 (2012/10/4)
アマゾンで予約がはじまっております。ページ数を見ると…16~26話の10話収録と考えると…少しページ数が多い様に思えますが…はたして???
パジャマな彼女。Vol.26「一番近くで」
既に最終回に関する感想は書きましたが、主に内容に関する感想などを。最初にツッコミの部分を書いておくと、コマ数を倍にしてネーム(台詞)の量を倍にして欲しかった!というのがありますが…大きい画面での、彼女が「キレイ」だったので…難しいです。
今回、思い出の場所のシーンがとても良かったです。結局、バラの毒の謎とかは、謎のままでしたが…。忘れていた、ということですが、お母さんとの約束は、そんな大事な約束を忘れて、この男は…と思いましたが、相応に「痛い思い」はしているので、罪というか、罰というかは、受けた気がしますが…。今回のあのシーンは、見る度に心がズキズキして、私は、非常に好きです。
勿論、先輩派には辛いシーンであったみたいですが…。
また、兄妹の意識から、恋愛に変化していく…という部分は、興味深かったです。私は、妹はおりませんが、妹がいる人の感覚は、血が繋がってない相手にも起こりえるのかな?など。全26話と話数的には短かったですが、一夏の物語として、面白かったと思います。
…時間の経過を髪型で表すのは上手いな、と思いました。印象が新鮮で、良い意味で、別の話を読んでいるような感じがしました。前回から既に、季節が変わる時間が経過してますが、時間が解決してくれるモノ…というのはあるように思えます。その辺りは、想像で補間したら、良い感じに読めるかな?と思いました。
私は、天性のタラシ系の主人公のラブコメを読んでいて、「キレイ」とか「カワイイ」はホイホイと言うべきじゃないよな…思ってたのですが、今回は、ちょっと重みが違うな、と思いました。ネットでの感想を読んでいると、「なぜ言わん!」という声もありましたが…直前に手を握っているのと、彼は勘違いをしている…という辺りを加味すると、良い感じで読めるのじゃあないかな。
「言わない」じゃなくて、「言えない」…というような。ただ、もしも、コミックスで描き下ろしがあるなら、この後6ページくらいを読みたいな…と思いました。多分、電柱の陰からサブキャラ達が「おめでとう」と言いながら(違う)。
余談。
- コミックス1巻を思い出させる扉絵。木炭デッサンのようなタッチかな?まくらさん。パジャマ姿時代かな。
- ネネさんに、ミミさん。兎のイメージかな。
- 表情を見せないのが、効果的だ…。
- 作品の舞台は『熊本』と勝手に思い込んでおりましたが、普通に東京でした。東京でした…。
須々野さんは、偉いと思う…。全体のストーリーの中で、彼女の立ち位置は…けっこう、稀有に思えます。転校後は、彼女にとっては、チャンス…とも考えることは出来る訳ですが…。恋愛においては、そのスタンスも大事ですよね。
そんな訳で、パジャカノの感想を書くものこれが最後になってしまいましたが、最初から最後まで好きな連載でした。特に2巻最終話は屈指のエピソードなのじゃないかな?と思います。
濱田浩輔先生、お疲れ様でした。次回作をお待ちしております…。
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先々週と先週の感想
パジャマな彼女。Vol.24「子どもの頃から」
今回感じたのは、主人公は『目覚』計佑氏ですが、勿論、これは、眠り姫の目を覚まさせる存在…という意味が込められていると思うのですが、今回に関しては、目を覚ましたのは、本人だったのじゃないかな?と思います。
いつも一緒だった幼なじみが遠く感じて、遠くに感じるから気付くこともあって…長馴染み、兄妹という意識から変化していく心のありよう。この部分が丁寧に描かれるのは…すごいな、と思いました。
ジャンプ2012年38号8
Vol.25「きっと好きだった…」
まくらさんが、幽霊化が戻ってから、ダブル・ヒロイン、トリプル・ヒロインの流れにあるな、と思って、この記事は、宙に浮いたなぁ…と思っていたのですが、今回が、以前考えていたことに繋がってきた気がします。
ニセコイの感想でも触れていた部分ですが、結局、私は、恋愛を扱ったマンガは、悲しい、辛い方での『切ない』気持ちを味わいたいのだな…と思いました。正直、目覚氏の『どっちつかず』の部分は、『舐めた考え』だな、と思ったのですが…本人も、相手も辛い思いするのが、パジャカノの(マンガ)としての面白い部分かな、と思いました。
次週クライマックス?!パジャマな彼女。Vol.25「きっと好きだった…」ダブルヒロインのアンチテーゼ…ジャンプ感想2012年39号6-4ネタバレ注意!
既に書いた感想
濱田浩輔先生の『パジャマな彼女。』が今週で最終回でした。基本的に、人気がある間は継続するジャンプにおいて、全3巻というのは、おそらく『打ち切り』なのだと思います。
しかし、最近考えるのは、『長く続く』ことと同時に『ちゃんと終了する』ことも大事なのじゃないかな?と考えて思います。なのでストーリーが、ちゃんと完結したので『円満終了』なのじゃあないかな?と思います。勿論、濱田先生は「もっと描きたかった!」と思われていると思いますが…。
パジャマな彼女。(濱田浩輔)は打ち切りであっても円満終了だと思う(最終回感想)ジャンプ感想2012年40号1-2ネタバレ注意!
ジャンプを残している私は、基本的にコミックスを買う必要はないのですが…今回は買った方がいいかな?と思いました。自分が買わなくても、欲しい人にプレゼントするのもありかな?と思ったり。
思い切ってかって、本棚に入れておくのもありかな…ジャンプで読み返すと、ついつい、他の作品も読んでしまいますしね…。
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