SOUL CATCHER[S]-ソウルキャッチャーズ-(神海英雄)は吹奏楽バトル的だと思った!ジャンプネクスト!2012AUTUMN(秋)感想5ネタバレ注意!
2013/05/14追記。新連載・第一話の感想を書きました。
ソウルキャッチャーズ(神海英雄)がジョジョ的で面白い!時坂響が情緒不安定…ネタバレ注意!ジャンプ感想24号2013年1-2以下からは、読切版の感想です。

LIGHT WING 2 (ジャンプコミックス)SOUL CATCHER[S]-ソウルキャッチャーズ-(神海英雄:しんかいひでお)
掴め、心を!!揺さぶれ、魂を!!奇才が描く吹奏楽グラフィティー読切49ページ!!!ということで、お久しぶり『ライトウイング』の神海英雄先生の新作読切です。前作からのイメージはどう変わったのか?というのと、予告カットから『吹奏楽』が題材…というのは分かっておりましたが、果たして…。
気になったところ(ツッコミ)、良かったところ、一言感想などでお送りいたします。
気になったところ。
多分、多くのマンガがそうなる可能性はあると思うのですが、題材的に『斉木楠雄』と、ちょっと被っているように思えました。いや、超能力的な部分と、主人公の『独り語り』の多さから、イメージが重なっただけかも知れませんが…。
心を題材としている関係で、『人の感情』などがメインとなったのですが、若干、皆、『キレ過ぎ』な感じが…全員が全員、不器用な人のように思えました。トゲがあり過ぎ…というか。
だけど、よく考えてみると、現実世界で能力者と触れ合うことは、ほとんどなくて、理解不能な相手と接した時に反応やリアクションがシビアになるのは…『リアリティ』があるようにも思えました。だけど、もう少し、マンガ世界の持つ懐に甘えても良いような…と思いました。『その可能性』も考える、ような。後、マンガの動き的には、もう1人巻き込まれる感じのキャラがいても良いかな?と思いました。
良かったところ
前作から比べると、絵を見比べた訳じゃあないですが、画力の向上…を感じました。見比べてないので、感覚的なのですが、確実に何かが向上しているように思いました。ただ、元々、荒木先生のアシスタントをされていたとのことなので、より、ジョジョ色の方に寄っている気がしますが…。後、女の子が出てくるのが良いですね。ライトウイングにもマネージャーさんがいたと思いますが(たしか)、男ばかり…というイメージの方が残っているモノで…。
後、予告カットから『吹奏楽』というイメージがあったのですが、題材的にフェイントをくらった感じが楽しかったです。バトルじゃあないのにバトル的雰囲気に展開していくのは、演出かな?と…。悪役っぽいモノを作る選択肢もあるように思えましたが、それがされてないのが、イブシ銀なのかも???
物語のメーンである『可視化』の部分、それによる、『箱』の描写、『パズル』的展開。色々と、音楽を聴いて、その時心に響くモノを絵にして、心をネームにしていったら、このような感じになるのかな?と思いました。物語の後半に向かって一気に読ませるモノがありました。若干、シュールな見開きがあったりしましたが。。。
その他一言感想。
- ジョジョの現場から、何人か引き抜きがあったのじゃあないだろうか??
- 箱の描写が面白い。変化したり、異空間バトルみたいだ。
- 戦ってないのに、この雰囲気に到達するのは面白い。アニメとかならBGM付で、良い感じなんじゃないかな。
私は、演奏をしないもので、『作音楽器』のこともよく知らないのですが、演奏しながらの思考は、ちょっと『演技』をしている時に似ているかな?とか思ったり…。演技に指揮者はおりませんが。。。
ブログ村ランキングです!
応援お願いします!
にほんブログ村
↑ジャンプ感想ブログランキングもチェックできます!
スポンサーリンク
関連記事
・ライトウイングの新連載の感想です。
神海英雄先生の新連載。LIGHT WING(ライトウイング)です。第1閃(話)のタイトルは、「RIGHT WING リヒト」なので、サッカーのポジションと、後、「光の翼」ってのを、かけてる感じですね。
ちなみに、椎橋先生の作者コメントを読むと、荒木飛呂彦先生のアシスタントをされていた模様。最近、じわじわと荒木先生の系譜が広がっている気がしますね。
LIGHT WING(ライトウイング)神海英雄、100人サッカーダイナミック!~ジャンプ感想2010年42号①
ジャンプNEXT!2012秋!

少年ジャンプNEXT! (ネクスト) 2012AUTUMN 2012年アマゾンでも購入できます。店頭で見つからない場合は、思い切って、アマゾンで…。
余談。
…ジョジョっぽさを感じる中で、なんだか、「あれ?田中靖規先生が描いたのじゃない?」と錯覚したところがあったり…実は、ダブル主人公は…って、そんな訳ないのですが、ふと、そんなことを考えたりしました。
スポンサーリンク
読んで欲しいです!自薦記事。
この記事の前後の記事。
同じカテゴリ内の前後の記事。
そろそろ別のサイトへ→
退出口