ネタバレ注意!クロガネ54本目「十五代目」面白く切ない…ジャンプ感想2012年45号6-2
クロガネ54本目「十五代目」(池沢春人)
桜一刀流に関して、消失したと思われていた技術が実は生き残っていて、本来ならありえない7代目と15代目が時空を越えて同じ場所にいる。哲学問題と言えば大袈裟ですけど、その当時の技術と、人から人へと伝えられてきた技術とでは、どのような差が生まれるのか…ということを考えていたのですが、今回感動したのは、そういう部分じゃあなかったです。
『面白い』という言葉は結構難しくて、私は『感動した』というニュアンスを含めて使うことが多いのですが、一般的には『声出して笑う』ニュアンスが強いようにも思えますが、今回は、感動した方です。切ない気持ちになりました。
多分、自分が大切にしていたモノを一方的に、理不尽に陵辱され、そして、その反論も出来ないけど、それを譲る訳にはいかない…という部分が切なくなったのだと思います。ちゃんとした理由はある訳ですが、7代目の幽霊に教えてもらったとか…言える訳もなく…。それは、ジャンプネクスト!のソウルキャッチャーズでも感じたモノに近いかも知れません。
一方的に、大切なモノを蹂躙される様は、そこはかとない悲しさを感じますし、また、「それでも譲れない」という部分が、胸を打ちました。現場にかけつける、さゆりさんの姿も…。
一つ気になったのは、一子相伝になり、世の中から『隠れた』理由でした。実は、大火とは放火であり、技術が広まるのが不都合な原因があったのかも?江戸に起きたことで、まだ、明かされてないことがあるのでは???
その他一言感想。
- 女の子?とか思ってしまうけど…尻に色気を感じるような?
- 男も桜一刀流はやったのだっけ??大会で桜一刀流のことが他で話題にでなかったのは(男子の大会だから)出場してなかった??
- クロガネさんは眼力が特殊能力だけど、15代目は、能力があるのかな???
- 桜一刀流同士の対決は、熱い…。
- 格闘ゲームで言えば、波動拳と昇竜拳を連発している感じかな。
…実は、マンガ的に白銀さんの登場がピークなんじゃないかな?と思っていたのですが、浅はかな考えでした。次号はセンターカラーです。さゆりさんのことを伝えたら、和解できそうなモノだけど、一体、どうなるのでしょうか?
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先々週と先週の感想
52本目「勝負はIH-インターハイ-で」
『白零の時代は終ったな』…とか言ってしまう人は何なん?と思ったのですが、敗戦に終った、桜夏と、そして、白零とは、対称的な存在だな、と思いました。竹刀を持っているので、彼らも選手でしょうし…。
桜夏の面々は…朝霧様は、やはり、冷静な感じですし、シドウさんは、腕が治ることはあるのだろうか?
刀条?クロガネ52本目「勝負はIH-インターハイ-で」さゆりさんの子孫?ネタバレ注意!ジャンプ感想2012年43号6-2
53本目「贋物」
ラストに登場した15代目を名乗る彼が、桜一刀流の継承者であるなら、さゆりさんが死んでしまった後に、師範代が、流派を存続させていったのかな?と想像したり…。苗字が同じなのは、さゆりさんの兄弟・姉妹とか親戚だったのか?はたまた、名前を受け継いだのか?
刀条真?クロガネ53本目「贋物」師範代の子孫かな?ネタバレ注意!ジャンプ感想2012年44号6-1
野暮な余談。
正直言うと、急に出てきて、自分が持っている技術が著作権管理されている訳でもなしに…「使うなって言われても、黙って使ったたらええんや。」と思ったのは、ちょっと入り込み過ぎたかも知れません。。。
まぁ、でも、警察に行ったら、完璧に、暴行罪と脅迫罪で…クロガネさんが対決に応じたら決闘罪…。勿論、このツッコミがヤボなのは分かっているのですが、現実、日常の世界に、バトルや不思議現象を持ち込む難しさかな…と思ったり…。彼の行いが、あまりに横暴過ぎると思ったのですが、その辺りにフォローは入るかしら?
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