リレー小説・実験:父さんが魔王になって帰ってきた(深夜のボケ大会)
昨晩書いていたこと…。
同様の試みでリレー小説、共同編集小説みたいなのも試行中なのですが、第一弾が深夜テンションでボケ合戦になったので…。明日、晒してみようと思います。
ワンピースの最終回はどうなるのか?(Googkeドキュメン雑談)
このリレー小説を今宵晒してみます。前回と同じように、
太字が私ナカノ実験室で細字が『
だって、思いついたから - 文投げ部』の朝飯抜太郎です。
最近は、スカイプなどが普及しておりますが、ネット黎明期にチャットとかで深夜に盛り上がった『あの感覚』を思い出しながら、温かい目で読んで欲しいな、と思います。記事後半から、リレー小説という名前の深夜の悪ふざけをお送りいたします。
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お父さんが出張から帰ってきたら、魔王になっていた。なにこれ?どういうこと?しかも俺に勇者になれっていう。どういうことこれ?←いまここ。 「お前の気持ちはわかる。でもな、男にはやらねばならないときがあるんだ」 茶の間には、今までなかった空気が流れる。何、この空気感は?父さんは、出張に行っていたけど、その間に何が? 「男には地図が必要だ。」 父さんは、そういうと、台所のネギを全部、ムシャムシャと食べ出した。何をするんだ!父さん! 「ネギからほどばしるダークエナジーを感じる……ネギは俺の眷属。フフフ、台所征服はなりつつある……お前がどう考えようと、俺は魔王であり、お前は勇者となるしかない。社会人になるというのは、そういうことなんだ」 そう言いながら、父はネギを頬張り続ける。もう、ネギがゲシュタルト崩壊して、ニラに見えるレベル。 「ああ!あんた!何をしているの!そのネギは晩御飯のネギ団子とネギ味噌汁とネギ餃子とネギご飯にするネギだったのに!何をしているの!」 大変だ、母ちゃんが激怒だ。 「見ろ、アレが魔王の手下だ…。」 「ネギネギうるせえ!」 お、お前は…。 「お前は誰だ?」 「俺は誰だ?」 「村田だぁ。」 なんだ、村田か。 「村田君、こんな遅くにどうしたんだ? 帰りなさい」 「ち、違う!俺が村田だ…。」 瞬く間に台所に増殖する村田。満員電車のようにぎゅうぎゅう詰になる俺たち。村田がダイニングテーブルを横に倒して部屋を広くするが、村田の増殖スピードにとっては焼石に水で、俺は息をするのもしんどくなる。しかし、不思議と村田を憎み気持ちはわかない。むしろ、好ましくさえある。この感情は、もしや……。 自慢じゃあないが俺はナルシストだ。俺が村田で、アイツが村田で・・・。まさか、俺は、ES細胞を元にしてできた、クローン・村田なのでは???そう思えた時に、アイデンティティの崩壊が生じた。昨日、麩菓子を食べていたのは、俺なのか、村田なのか??? お父さんは、俺を見て、笑みを浮かべている。この状況を楽しんでいるのか。それとも魔王故の余裕なのか。くそっ! 俺の平均的高校生の幸せはどこにいってしまったんだ。 平均的……? そうか、俺は村田だ。村田も俺だ。魔王に立ち向かう勇者は何度も死んでよみがえり、最後には魔王を討つ。普通に考えて、人は死んでも生き返らない。 しかし、勇者は死んでも、また魔王に立ち向かう。俺や村田は、その一人ということなのか? 予備勇者。それが俺ということなのか? 「わけわかめー!!」 「か、母さん!!」 ずっと沈黙を守っていた母さんが、発作的に叫んだ。 「…村田。私は、村田を生んだ覚えはないわ。」 「は、はぁ?!」 「菩薩だ!菩薩フェニックスだ!」 父が叫ぶ。何が起きているのか?早朝なのに深夜のようなテンションが世の中を支配している・・・。一体、何が起きたというのだ・・・??? 「何がなんだか、わけわかめー。」 「ええい!もうヤケだ!踊ってやれ!」 色んなことを忘れるように、俺は、一心不乱に踊りだしたのだった。 家族全員と村田全員でフォークダンスを踊り、盆踊りを踊り、阿波踊りを踊った。夜が明けて、村田が帰り、親父は普通の会社員に戻り、俺は普通の「ここは緑川高校だよ」というNPCに戻った。 NPCとは、ノット・パソコンの略である。 <第一部・完> 閑話休題(反省会)。 ともかく一発ネタみたいなのを繰り返すと、ドンドンとカオスになるから、あんまり、瞬間芸にこだわらないで、ある程度、ビジョンを持って書いた方が良いと思った。ビジョンメガネ。 ある程度のブロックが出来るまで、ちょっと間をあけるとか…。 自分の番で、展開させようとか思わない方がええのかな。ただ、ビジョンとか難しいなあ。仮に、こういう展開で行こうと思っても、次にはとんでもない流れになる場合もあるしな。ネギとか食ったり、新キャラでてきたり…。 しばらくはボケ合戦で良いかも知れない。『俺テロ』みたいにテンプレ的なストーリーと、オチだけを決めておいたら、やりやすいかも知れない。 「俺テロ」方式で、起承転結の文章を先に決めるか。あれ、いいと思うよ。 じゃあそうするか。 タイトル:仕切りなおし(仮)
今現在、仕切りなおしでリレー小説というか、共同編集小説を書いている感じです。その感想を書いてみると、閉じるつもりのない風呂敷を広げるのは、楽しい…という感じでしょうか。
ある程度、まとまったら、公開しようと思いますが、別で小説ブログとかを立ち上げるかも、知れません。まだ、その辺りは未定です。
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