呪禁奇譚宮浦さん(三木有)は面白い&カッコ良い!ネタバレ注意!ジャンプ感想2012年47号1-1
呪禁奇譚 宮浦さん(三木有:みきゆう)
決戦の秋は来たれり!オータムパワー読み切り!!3号連続第2段!!閉ざした闇が人を喚ぶ!!超歴史奇譚読切センターカラー47ページ!!ということで、三木夕先生の読切です。『改造人間ロギイ』以来ですね。前回の感想でも触れてますが、現在、19歳か20歳と考えると、物凄い才能の片鱗を感じます。前回の印象から比べると、作風が変わった、というか『柔らかな』部分が増えた気がします。
読切なので、気になったところ、良かったところ、考えたところでお送りします。
気になったところ。
既存作品からの影響…というよりも、連想する作品として『保健室の死神』が思い浮かびました。設定がかぶっている気もしたのですが、大元の部分は、全然、違う訳ですが…。主人公の能力が一撃必殺系である部分とかも…??などと思いつつ…。
作中で『フォロー』という横文字が使われてますが、時代物であるなら「庇う」とかが相応しい気がしますが、ファンタジーなジャパニーズ世界であるなら、もっと、現代の言葉があっても??
後、作中の中で一番不幸と思える女性にも、『救い』があったらな…と思いました。
おもしろかったところ。
ヒロインとちびっこ達が可愛いのが良かったです。特に、ちびっこの存在は、マンガの読み易さ、そして、柔らかさに繋がって良いな…と思いました。『ロギイ』は『いい男』の印象が強いのですが…。あづ様の凛とした表情とか、良いな…と思いました。
『呪い』がテーマでしたが、メーンとなる内容は、現代、私達が住む世界でも起こりえるな…と思いました。例えば、私がアルファブロガーの人に嫉妬の炎w(ry(血の涙)。そして、人間の感情の美醜というか、ヒロインをヒロインだけにしなかった、『吐露』の部分が良かったです。この『黒さ』はテーマ的に大事だな、と思いました。
また、『まじない』『のろい』と、漢字で表記したら『呪い』となる部分も、面白いな…と思いました。『まじない』が肯定的な意味を持つなら…禍々しい言葉のイメージがありますが、「人の思い」という意味なのですね…。
後、三木先生は、前作もそうですが、『人外』を含めたストーリー、設定の描き方が上手だな…と思いました。前作とあわせて、イメージソースは「フランケンシュタイン」とかに帰着するのかな?バトル、というか、成敗!のシーンや、主人公の様も、非常にカッコ良かったです。
その他一言感想。
- ちびっこ達が呪いの元凶…という残酷な展開が思い浮かんだ…。
- 花咲一休っぽい人が…。違うけど。
- 人間の感情の黒さ、キレイごとじゃあなくなった。深い。
考えたこと。
ジャンプ感想を書いている関係で、メモを打ち込みながら読んでいるのですが…その関係で、伏線とか、設定に敏感になりながら読むのですが…それもどうかな?と思ったり…。
「そうだったの!」と「やっぱりそうか!」と感想が変わってくるのですが、マンガは読めば読むほど、『展開』などが頭に蓄積されて、新鮮な衝撃を味わい難くなるのかも…。
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来週の予想。
次号、第三弾!!「六攻特課」登場!!超能力&刑事物って感じみたいですね。能力者バトル系な感じかな。
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週刊少年ジャンプ 2011年2月7日号 NO.8 アマゾンのマーケット・プライスで出品されているので、どうしても読みたい人は、アマゾンで購入できるかも?数に限りはありますが…。
余談。
藍本松先生も、確か、未成年でのデビューだったことを思い出したり…。絵はもとより、文才も感じるのは、スゴイですなぁ。
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