六攻特課(後藤逸平)のドラマ性と難しさ…ネタバレ注意!ジャンプ感想2012年48号1-1
2014/09/13追記。新連載第一話の感想を書きました↓。
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ハイファイクラスタ新連載1話・MYMT=MSSは宮本武蔵よね…感想ネタバレ注意!「愛と勇気は」能力者犯罪VS異能警察アクション…ジャンプ感想42号2014年1この記事は、固有名詞などは共通している部分はありますが、連載版とは結構違ったタイプの読切です。
2014/05/19追記。新作読切の感想を書きました。
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Hi-Fi CLUSTER-ハイファイ・クラスタ-六攻特課事件実例(後藤逸平)感想ネタバレ注意!バトル漫画!面白い…YSD=SYINは吉田松陰かな?才能ラベル化とジャンプ感想25号2014年4以下からは、作品名を共有している以前の読切の感想です。
六攻特課(後藤逸平)
☆闇を跋扈する超常異能の犯罪者…!!"新世代型"警察読切センターカラー47ページ!!決戦の秋は来たれり!オータムパワー読み切り!!3号連続第3段!!ということで、後藤逸平先生の読切です。以前、『ヒヨタゲット』という作品をネクストで掲載されてましたね。その感想は、記事の後半で紹介します。
前号の予告から、『異能者バトルモノ』の内容を想像していたのですが、想像していたモノと大きく違ったように思えました。今回も、気になったところ、良かったところ、考えたこと、でお送りします。
気になったところ。
導入部の部分にも関わるのですが、物語を展開していく要素の何かが足りていない気がしました。2度読んで、その何かを文章化できなかったので、いきなり、もやっとした感想なのですが…。単純に気になったのは、動画を撮影した『誰か』は、誰だったのかな?と思いました。
ちょっと想像していたストーリー展開が想像していたモノと違ったのもあるのですが、『異能』の説明が、新人刑事、主人公とシーンが違うけど、内容的には重複している部分があるのが、気になりました。。
後、物語の敵役の犯行動機とかを推測していくと、覚醒した能力に『人格』が侵されていく…というように想像したのですが、その辺りを広げて考えると、『業』にとらわれる『タカマガハラ』と、題材が重なってくるように思えました。
後、単純な印象ですが、題材的にサイボーグ009がイメージソースとしているのかな?と思いました。
良かったところ。
扉絵が良かったです。黄色と黒の色合いが良いな、と思ったのと、何か、ワクワクさせるモノを感じました。
私の想像とは違ったのですが、主人公を掘下げるストーリーというか、だから、バトル要素を含みながら、バトルマンガじゃあないきがして、そこが『難しい』とも思いました。
『グリコ』や『天の神様』のという子どもの頃の懐かしい遊びを作品の中に取り入れながら、それが主人公の内面に大きく関わっていて…能力覚醒の原因や、クライマックスに関わって、作品テーマとも重なっている感じが良ったです。『19歩』に関するテキストの部分は、非常に読ませるモノがありました。多分、うちの小説部の部長は、こういうの好きです(余談)。
考えたこと。
一応、バトル要素のある『能力者モノ』として連載化に繋がる要素はあると思うのですが、能力よりも、少年の蹉跌と、心の再生というテーマを考えると、続く要素があるけど、作品的には、完結しているように思えました。
色んな能力者が出てバトル…というマンガじゃあない気がしました。
その他一言感想。
- 新人がやっかいな部署って、何かの読切を思い出す…。
- オレも、お姉さんの幼馴染が欲しい。欲しかった…。
- クライシスが起きる前の姿がキレイに見えるのが、残酷的に思えるのだが、キレイだ…。
『次号、黒田いずま先生のギャグ読みきり『メカペン先生 変形ゼミ』が登場!』とのことで、読切が続きますが、次の連載作品、ヒット作品を探そうとする、編集部の気持ちが見え隠れしているような…??
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今回の読みきりとあわせて、三作品のまとめ記事みたいなのを書いても良いかな?と思ったり…。
余談(好みの部分が強い感想)。
マンガを読む時に、作品との相性というか、作品のクオリティとは別に、感情を『ノック』させられる部分があります。これは、好みの部分ですが、私の心がビリビリ震えるには、『何か』が「少ない」というように思いました。
なんとなくですが、感情よりも『作画』、『画面』が意識されているような『印象』を受けました。
それとは別に、悪役が行う所業が、かなり残酷なので、結構、心に来るモノがありました…。悪役への、フォローも欲しかった…。悲しい過去を背負っているから…。
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