脚本の書き方2.0オンライン共有ドキュメントでエチュード的になりきりチャット!
はじめに。
私は、これまでブログに『脚本の書き方』に関する記事を書いておりました。学生演劇をやっている時に、脚本を書いていたので、その経験を元にしてです。
学生じゃなくなってからは、『やみいち行動』という企画に参加しております。エチュード、即興劇を主体とした『脚本のない』演劇行動です。京都演劇界では、知っている人はしっている(と思う)あの行動です。
そして、最近は、友人とオンラインドキュメントの共同編集をしております。最近、公開している『
ワンピースの最終回はどうなるのか?(Googkeドキュメン雑談)』というような記事です。
それらの並べた時に、今までにない脚本の書き方が思い浮びました。記事タイトルとして表しましたが、場所を選ばずに、脚本を複数人で書けるかも知れません。そして、それは、世の中にある「脚本を書けない!」という思いの、何かの参考になるのじゃないか?と思いました。
タイトルで全ての想像がつくかも知れませんが、記事後半から、細かく解説します。
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台詞を書けば脚本に。
以下の記事は以前書いていた記事からの引用です。
脚本は台詞の集合体なので、台詞を書かないことには、脚本になりません。ですので、日々、思いついた台詞は書き留めて、行ける所まで会話を書きまくっておくのは結構重要です。
「脚本 書けない」人に伝える脚本の書き方
この通り、脚本は、台詞の集合体だとも思われます。なので、「台詞を書いたら脚本になるよー。」という感じで書いていたのですが、そもそも、台詞が書けなければ、そこで行き止まりな気がします。
しかし、その先を考えてみると、書けないなら、人に言わせる、一歩進んで書かせれば、脚本の素が集まってくると思います。
エチュード。
記事の冒頭で書いた『エチュード』ですが、その意味は『即興劇』という意味で私は解釈しております。演劇の練習でも行われることですが、状況や、キャラクターを決めて、「はい!スタート!」で、脚本のない状態で、話す演技をする場合は、話す内容は、自分で決めて、演技をします。
これも考え方によれば、本来なら脚本家が考える台詞を、役者が勝手に考えてくれることになります。しかし、何しろ、口頭のやりとりですし、テキストのログが残りません。
なりきりチャット的ドキュメント共有。
そこで、オンラインドキュメントの登場です。実は、ワンピース雑談の延長で、リレー小説もやってます。その中で思ったことなのですが、書く内容を台詞や行動に限定して、そして、1人1登場人物と限定して、「なりきりチャット」みたいなのを行えば、脚本がドンドンと出来ていくと思います。
この場合、脚本家は、シーンの状況や出てくる登場人物、最終的に向かう方向性、などを示唆すれば、そこに向かって言葉が繋がれていくのじゃないか?と思えます。
編集・推敲など。
台詞が集まったら、不要な部分を削ったり、もしくは、足りないモノを足したりなどの、編集や推敲をしていけば、それは、脚本になっていくのじゃないかな?と思いました。
また、ゼロから生み出すよりも、出来た物を加工していく方が、楽なのじゃないかな?と思います。それは、個人差があると思いますが、「全く書けない!」という状況からは、一歩進んだのじゃないか?と思えます。
また、出てきたモノを読むことで、連想して膨らむモノもあると思います。
まとめ。
即興劇をやる感じで、何かの役になりきって、オンラインでチャット的に共同編集を行えば、脚本、もしくは、脚本未満の素が生み出せるのじゃないか?と思いました。何が脚本として完成か?は書いた人が「完成だ!」と思った時が完成なので、もしかしたら、テキストの会話が、ある程度集まった時点で、完成と言ってしまって良いかも知れません。
おわりに。
劇団ヤルキメデス…というのは、今や、架空団体のように演劇的なことは、ほとんどしておりません。私自身、「演劇をする」という前提がないもので、あまり脚本を書こうという意欲は、わいてこない感じです。
ただ、獅子目言彦じゃあないですが、何か「新しい」ことをやってみたいな、という思いはあります。
もしも私が、脚本があるような企画から参加するなら、このような脚本の作り方をしたいな、と思いました。
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①作品のテーマを考える。
脚本を書く場合、特にそれが、文化祭でやる演劇とかなら、テーマがないと不味いでしょう。中学校、高校は、そういうのが好きでしょう。そういう意味では、無理して書くよりは、既存の脚本を使った方が、格段に楽です。
脚本の書き方を再考する- 伝外超スデメキルヤ団劇
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面白い脚本は、世界観が面白い、登場人物が面白い、ストーリーが面白い、台詞が面白いと、『面白い要素』を含んでいると思うのですが、突き詰めて行けば、『脚本の構造が面白い』という事だと思います。
[脚本の書き方]『ストーリーの構造を考える』
余談。
あんまりこういう事は書かないのですが、もしかしたら、そのうちテンプレート的に書くかも知れませんが…内容で面白いところがあったら、ツイッターや、はてブ、フェイスブックの「いいね!」などで拡散してみて下さい。もしかしたら、誰かの役に立つかも知れないので…。もし、よろしければ。よしなに。
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