ハイキュー!!第40話「勝者と敗者」が面白い!主役と脇役と共感…ネタバレ注意!ジャンプ感想01号2013年5-3
ハイキュー!!第40話「勝者と敗者」(古舘春一)
ハイキュー!!の面白さに関して、一度、誰かとお酒でも飲みながら語り明かしたいと思う昨今なのですが…。今回の感じたことを『40話』の感想とだけするのが、ちょっと勿体無くも思えました。最終的に思ったのは、『ハイキュー!!』の面白さの一つは『共感』じゃないかな?という事でした。
勝者と敗者。物語の主役と脇役。メタフィクションを感じさせる部分もありますが、今回の池尻さん、宮道さんに『共感』できる部分は、きっと多く…そこも『面白さ』の一つなのじゃないかな?と思いました。
作品的におもしろかったところ。
澤村さんが主役のシリーズだと思ってましたが、池尻さん、道宮結さんに受け継がれていたモノを描くことで、澤村さんを描いているのが、面白いな…と思いました。40話の主役は、池尻さん、宮道さんだったと思いますが…。
おそらく澤村さんにクローズアップされることは、また、別であると思うのですが、澤村さんの内面が描かれる…と予想していたので、意外でおもしろかったです。
気になるところ。
スポーツマンガにおいて、『格下相手に抜いていく』、『全力を出さない』というのも、描かれるべきだとも思いますが(体力は有限なので)、そんなことを、ちょっと思いましたが…。
でも、少年マンガは『熱さ』も大事な訳で…。難しいところですが…。
良かったところ。
『勝利に飢えた小さいケモノ』のカタルシスが良かったです。思えば、中学時代に恵まれなかったのもありますが、日向さんは、公式試合の初勝利なんですね。
無勝利が3年間も続いて…その表情にぐっときました。
多分、多くのマンガの中で、マンガに限らずニュースなども『勝者』をピックアップして描かれることが多いと思うのですが、今回の内容の中で、『敗者』が描き上げられた部分が、とても良かったです。40話を肴に美味しいお酒を飲んでみたいところです。
その他一言感想。
- トスを見ない速攻を使わないのは…伊達工業がスカウティングしているからですね。
- 女子部の方の『和久南』が気になるところ…『四ツ谷先輩。』って進学した高校まで出てたっけ??
- 今回のクライマックスの見開きを見て、トーナメント表と見比べると、色々と味わいがありました。
来週の予想。
『決戦の二回戦へ!』…次は東西コンビの因縁の伊達工業ですね。東峰さんの再生の試合になると思うのですが、本人のパワーと、チームとしての連携と…どのような試合が展開されるかが、気になるところです。
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先々週と先週の感想
第38話「ウォームアップ」
西谷さんと、東峰さんの物語が描かれた時に、ハイキュー!!は、誰が主人公でも成立するのじゃないかな?と思ったのですが、第1試合では、澤村さんが掘下げられる感じで、中学の頃の回想を読んで、彼も主人公格の魅力がある…と思いました。それぞれのシリーズでの『主役』が想定されている感じかな?と思いますが、脇役がいない感じが良いですね。
澤村大地△!ハイキュー!!第38話「ウォームアップ」伊達工業の青根?二口?ジャンプ感想2012年51号4-2ネタバレ注意!
第39話「復活」
ハイキュー!!の面白さの一要素は、確実に『演出力』があると思うのですが、変人コンビの変人トスとスパイク…躍動感、というよりは、ある意味、コミックなので静止画的なのですが、バレーをストップモーションで見たら、このような感じなんじゃないかな?と思いました。
ハイキュー!!第39話「復活」が面白い!変人コンビの演出がスゴイ!ジャンプ感想2012年52号4-1ネタバレ注意!
余談。
あんまり、中学・高校と、クラブ活動で『勝つこと』を諦めていた私は…今回のような気持ちに到らなかったな…と。もう昔のことですが、そういう気持ちも、味わいたかった…とも思いました。今から出来る事は、何か、ないだろうか。
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