最終回!ぬらりひょんの孫・葵螺旋城最終決戦編・最終幕(椎橋寛)母と子と半身と大団円…ネタバレ注意!ジャンプネクスト! 2013WINTER感想12
ぬらりひょんの孫 葵螺旋城最終決戦編 最終幕(椎橋寛)
☆堂々完結!!妖怪任侠三代記最終幕!!巻末カラー63ページ!!…ついに最終回です。NEXT!に掲載が決まった時は、SQ移籍か?と期待したものなのですが…最終回だったようです。
バトルの熱さ、カッコ良さ、クライマックス感とカタルシスに溢れた最終回でありましたが、感じたことなどを中心に感想を書きます。
母と子。
最終章は息子VS息子の戦いでもあると思いますが、黒(ベタ)がマックスで美しい羽衣狐様の『妾(わらわ)』とは?どちらの母性だったのかな?と思いました。
息子を守る意志と、息子を罰する(滅する)意志が重なったのかも知れませんが、その辺りを考えると面白いです。母と子の姿には、エディプス・コンプレックス的なモノを感じたのですが…。子が母を背負うというのも、大事なことだな…と思いました。
半身。
彼もまた半身を失った訳か…と思ったのですが、ラストバトルにおいて、体の半分へのダメージ…というのが、際立って描かれていたと思います。それは、半妖という立ち位置や、狭間の存在である部分を感じていたのですが…。
体の半分を失った時、その時に…というのが、最終章で通して描かれたテーマだったのかな?と思いました。
皆の力と個人の力。
『百鬼夜行』というテーマ性の部分かも知れませんが、一人の力と皆の力…というのも、一つのテーマなのかな?と思いました。また、先述した『半身』とあわせて考えると、失った時に、補ってくれる存在の有無も、大きいように思えます。
持っていたモノと持ってなかったモノを考えると、面白いかも知れません。
その他一言感想。
- 珱姫と鯉伴…。息子が死んだ親の気持ちとか考えたけど…。『三代記』というには、二代目も非常に大事ですよね。
- それぞれの戦いと、クライマックス感がすごい。元総大将の言葉も熱い。
- 陰陽師の人々の墓参りは…誰のお墓なのか??共同墓地なのかも知れないな。
…今回は、記事後半の余談を多い目でお送りしております。
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余談、ヒロインは?
やっぱり最終幕で一番登場が多くて、クライマックスの場に居合わせて、また、帰りをまった彼女が、ヒロインなのじゃあないか?と思ったりした訳ですが…??
ラストは大団円。
日常から非日常に、そして日常に…という大団円はよくありますが、非日常の日常から、戦いの中に、そしてそこから非日常の日常に戻るというのも、不思議な感じだな…と思いました。
最後の方はにぎやかで、大団円な見開きで最終回というのは、良いモノだな…と思いました。『ぬらりひょんの孫』世界は、ずっと続いて行くって感じでしょうか?
もう一回余談。
…よく考えると、伏線が一つ残されているように思ったのですが…??百物語組のあの人は、どうなったのだろうか??
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