日向ヒナタ△!ナルト№615「繋がれるもの」死と絶望と仲間と命と…ネタバレ注意!ジャンプ感想06・07号2013年2-2
ナルト№615「繋がれるもの」(岸本斉史)
少年マンガのヒロインの物語的役割を考えてみると、主人公の目を覚まさせる…というのは非常に大事だと思います。心境的にはナルトよりも近親者を失った彼女の方が悲しいハズだろうに、前向きに心を示した部分に感動しました。
戦えば死が生まれ、孤独になる。絶望させ心を折ることが無限月詠に必要なのかな?と思ったのですが、その絶望を打ち消すモノが生まれたのだと思いました。
繋がっている。
命は一つじゃないとは、時に命を投げうって「仲間」を守る。殺させないために命をかける、自分が犠牲になる…という繋がり。字面だけ追うと物騒な感じなのですが、良い言葉だ…と思いました。
今回語られた『死と孤独』、こあれまで語られてきた『戦争と痛み』に対する答え、対抗しうる答えなのじゃないかな?と思いました。できれば「殺させない」と「死なない」が両立して欲しい…と思ったりもしますが…。
オビトは…。
死と絶望と孤独に対する力、答えが出てきて、オビトは自分が到達しなかったことが出てきて焦っているのじゃないか?と思えました。もしも、そこが崩れてしまったら、アイデンティティの崩壊というか、彼がしてきたことも、やろうとしていることも、全部、瓦解していくように思えたのですが…??
十尾の弱点は?
古今東西よくあることですが、表皮が硬いってことは、中は脆いってことでしょうね。或いは目の部分は弱点が露出している?と思ったのですが、尾獣玉を飲み込ませて、内部からダメージを与える…という感じでしょうか。
表皮が硬いということは、ダメージが中によく籠もるでしょうし…。
その他一言感想。
- 先週のラストで期待していたことは、非常に甘かったです。
- 死は、戦いの中で、どこかで触れないといけないことに思えるますが…シビアだ…。
- 生まれた時から二つの命が繋がれている…良いシーンだ。。
来週の予想みたいな。
『☆超加熱第4次忍界大戦!!巻頭カラー!!現実をつきつけるオビトの問にナルトは!?』という次回予告ですが、既に精神的なモノは逆転している感じなので、爽快に反撃に移るように思えるのですが…。
手を繋いだ状態から繰り出されるモノって何なのか!?と次の号まで楽しみにしておきます。
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先々週と先週の感想
№613「頭」
『死に様が分からない』というのは、悲しさを想像するしかなく、すごく残酷なことだと思います。マンガ展開的なことを考えれば、『可能性』が残された…とも思えるのですが、今回は、ただただショッキングでした。
ナルト№613「頭」奈良シカク、山中いのいち…十尾を止める策?ネタバレ注意!ジャンプ感想03号2013年2-1
№614「お前に」
前回からの続きの部分が非常にシビアで。戦場では、人も死ぬ。だけど、敗れれば、全ての人が死ぬ…。子より先に逝くことは忍者(親)として本望という部分を拡大解釈すると、「より年長者が先に」という事にも繋がるように思えたのですが…。
日向一族のネジさんとヒナタさんの関係性が描かれた中で、今回のメインの内容は、当初から予定されていたことなのだろうか?と思ってしまいました。
日向ネジ…ナルト№614「お前に」人も死ぬと絶望…ネタバレ注意!ジャンプ感想04・05号2013年4-1
余談。
ちょっと安っぽい言い方ですが、ラストのラブ具合は…一つ答えが出た感じがするのですが…どうなのだろうか?さらに絶望が待っている気もするが、これ以上の死は見たくない…と思いましたが…。
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