こち亀「(1/3(三分の一)ルールの巻」賞味期限と廃棄の問題…ネタバレ注意!ジャンプ感想09号2013年5-3
こちら葛飾区亀有公園前派出所「(^o^)1/3ルールの巻」(秋本治)
ジャンプには毎週20作品くらいのマンガが載る訳ですが、ギャグ、バトル、スポーツとある中で『こち亀』は絶妙な位置にあるように思える時があります。社会問題等々を現実の世界の視点で描かれている内容って大事だな…と思う訳です。
『もやしもん』の中でも話題になったことがある食品廃棄の問題ですが、年間500~900万トンって食べれる物が捨てられるのは、勿体無いな…と思います。
食品の期限と廃棄。
ただ、流通、小売の立場から考えてみると、商品価値の中には「販売できる期限」もある訳で、売る立場からすると「3分の1ルール」も必要…じゃなくても「ないと困る」とは思います。売り場で賞味期限が近づいた時に誰が責任を持つか?と考えると「商品が悪いから売れない」「売り方が悪いから売れない」などの話になってくると…期限が迫っているということは、売れ残るリスクも増えている訳で…。
ところで作中に出てきた『不動在庫』ですが、量が多すぎですね。末端価格がそんなに高くない食品関係は在庫を残すリスクが大きいように思えましたが…。
良かったところ。
両津さんの意見、主張は秋本先生の声のようにも思えました。1話の中で描くのでトントン拍子な感じもありましたが、両津さんのアクションが世の中の意識変えていくのは、良かったなぁ…と思いました。
現実でも、こんな感じに進んでいって欲しいな、と思いました。
おもしろかったところ。
ピンポイントですが、モヒカン頭のマイケル・ポンさんが面白かったです。後は、まぁ定番のオチの部分。物語的に両津さんの役目が終ったから…オチた…というような印象を受けました。世の中を変えた時点で、テーマの部分は、終了していたのかな?
その他一言感想。
- 売らないで下さいの中川氏が非情に思える。
- アシさん絵の子ども達が可愛いい。
- ボランティア課…一応、課長に昇進てことかな?
来週の予想。
『次号、残念が手に入れたスーパーカーとは一体!?』…思い浮かんだのは「プラモデルじゃないか?」ってことだったのですが、案外、普通に世界の名車かも知れませんね。もしくはハイテク搭載で人口知能で喋る車とかそんなのかも??(個人の予想です)。
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先々週と先週の感想
「メイドロイドの巻」
こち亀も随分長い間連載していて、私がまだジャンプを読みだす前のコミックスも持っておりますが、今回描かれた麗子さんが酔い潰れる様は珍しいな…と思いました。以前にもあったのかも知れませんが、具体的には覚えてない感じで…。
こち亀「メイドロイドの巻」麗子さん酔う、風呂に入る…ネタバレ注意!ジャンプ感想06・07号2013年6-3
「金持ちプラモ道の巻」
「いつか作ろう」、「年をとったら作ろう」というのは…秋本先生の現在進行形の実体験なのでは??と思えました、今、プラモをされているかどうかは分からないですが、秋本先生の分身がいるように思えました。両津さんの同僚の一人です。
こち亀「金持ちプラモ道の巻」マニアック!秋本先生の声が聞こえる…ジャンプ感想08号2013年6-3ネタバレ注意!
余談。
模範警官はパチンコできないシーンでなんとなくですが、秋本先生のパチンコ感は、一昔前なんじゃないかな?と思いました。今のルールだと、両津さんはやらなさそう。
後、在庫品の無料配布を気にするメーカーの人の気持ちがリアルだなーと。彼らからすると『売るために作った商品』だから、割り切れないモノがあるのだろうな、と思いました。
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