烈!!!伊達先パイ最終回(打ち切り)ギャグマンガのハードルと俺は好きだったぜ!ジャンプ感想10号2013年1-5ネタバレ注意!
先週の予告的に予感はしておりましたが、近藤信輔先生の『烈!!!伊達先パイ』全20回で最終回。打ち切り…ですね。最終話の感想は別記事で書こうと思いますが、この記事では、作品全体と連載の感想を書いてみようかな?と思います。
一言で表すなら…。
俺は好きだったぜ。
という感じです。ジャンプ感想を書いていると、年に何回も味わう感覚ですが、連載立ち上げの時、序盤は割と『破天荒』な感じがしたのですが(『だって伊達』など)、徐々にトゲと角が丸まって行った感じがしたというか、マイルドにったというか…喜多さんが登場した頃にはマイドルになっていったのが良かったな、と思いました。
前回と最終話が特にそうですが、ラブコメに傾倒したのは連載テコ入れ的な部分だったのかも知れませんが、その中で思ったのは…。
女性キャラが可愛い。
という感じでした。上杉先輩との合コンの話とかで、その片鱗があったかも知れませんが、喜多さんが活躍する話とかは、その傾向が強かったように思えます。比例する感じで、クロハバキ組の登場が減っていった気がしますが…。
最終回を迎えて、一つ未回収(?)というか惜しまれるのは…。
信長が未登場。
の部分でしょうか。戦国中学校の回想シーンで後ろ姿があったように思えるので、キャラとしては想定されていたのかな??と思いました。『戦国』というジャンルの中では、東北じゃあないですけど、有名どころなので、想定されていたのじゃないかな?と思えます。
以下は、今のジャンプでギャグマンガを連載することに関して感じたことです。
ギャグマンガのハードルの高さ。
というモノを感じました。勿論、時勢や読者の好みなどによる水物的『運』というのもあるように思えますが、ジャガーさん、いぬまる君が終了した後のジャンプってギャグマンガの連載ハードルって上がっているように思えます。
伊達センパイは15ページ枠でのギャグマンガですが、既存連載陣の中で、銀魂、スケット・ダンス、べるぜバブなどの作品もストーリー要素もありますが、ギャグ要素も強力で、新連載のギャグマンガは、これらの作品とアンケート的人気の部分で対抗しないといけないと考えると、めちゃくちゃハードル高いのじゃないかな??と思えます。ページ数だけがマンガじゃあないですが、ページ数が少ないと、それだけ不利なように思えますし…。
今後、ジャンプのギャグマンガの新連載は長期連載のギャグ要素の強いマンガと渡り合うために、そもそもの土俵をズラしていくような工夫が必要に思えます。極端な例を考えれば、毎週5~7ページの4コマ漫画とか重ならない気がしますが…企画として立つかどうかは別問題ですが…。
連載に至るまで。
『伊達先パイ』が連載の間に変化していったことを考えると、連載に至るまでに期間や、連載に至ってからの読者との距離感や掲載の感覚、感触ってのも大事なのじゃないかな??とも思いました。
そう考えると、NEXT!から本誌登場、連載に至るギャグマンガも最近多いように思えますが(パッキーなども)、実際に連載になるまでの読切の回数とか、掲載後のフィードバック経験って大事なのじゃないかな?と思いました。そう考えると『斉木楠雄』は確実なルートを歩んできたのじゃないかな?と思いました。
ちょっとジャンプの最近のギャグマンガ全体に及ぶことになりましたが、近藤信輔先生、お疲れさまでした。次回作を期待しております。
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読切版の感想。
・一回目の読切。
ジャンプネクスト2011夏、もし高校バスケ部の先輩が奥州筆頭の独眼竜だったら…体育会系武将ギャグ読切19P!ということで、近藤信輔先生の『烈!!!伊達先パイ』の感想です。キャッチフレーズがとても良い感じですね。
烈!!!伊達先パイ(近藤信輔)は勢いがある!~ジャンプNEXT!(ネクスト!)2011SUMMER感想11
・二回目の読切。
NEWバラエティ新人読切シリーズ3号連続第3弾!!地上に降りた最後の戦国武将ギャグCカラー27ページ!!ということで、近藤信輔先生の『列!!!伊達先パイ』です。ジャンプNEXT2011夏に同名の読切が掲載されてまして、その感想は、記事の文末に…。
烈!!!伊達先パイ(近藤信輔)伊達愛さんも実在したのね!ジャンプ2012年10号感想2
余談。
『伊達先パイ』の最終回を知って、思わずツイートしたこと。長年ジャンプを読んでますが、連載されるマンガのクオリティは、ずっと高くなってきたように思えます。
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