目を見張るほどの未成年(伊原大貴)がシュールで面白い!時岡蹴子が再登場!ジャンプ感想14号2013年2-3ネタバレ注意!
目を見張るほどの未成年(伊原大貴)
☆この才能に目を見張れ!!最前線ギャグ読切センターカラー21ページ!!ということで、伊原大貴先生の登場です。ショートショート集ですが、作画の感じがまちまちなので、原稿レベルでこれ書き溜めた作品群なのでは?と思いましたが…。
おもしろかったところ。
前回の読切から時岡蹴子さんが再登場していますが…彼氏…だと!?時岡ファンが発狂するのでは!?と思ったのですが、前回もいたっけ??『未来から来た』というのを一つのコンプレックスや条件等々に落とし込む面白かったです。
他のネタでは、『イルカ』では、イルカが人間化して生徒になっている部分と動物のイルカの能力の対比しながら、人間になっている部分を向こうかする感じが面白かったです。
また、『二人の転校生』では、沖縄出身の沖縄文(おきなあや)さんと火星出身のマーズ・ストロベリー・ピーチマウンテンさんを並べて、『火星人』という部分が何故か珍しくない?という感じになっているのが面白かったです。
価値観や希少性を平均化することで笑いに繋げるのは、一つの技、或いはセンスかな?と思いました。
気になったところ。
全体的にシュールすぎるのですが、『巨人ネタ』と『ラーメン』は、特にシュールだな…と。面白くないことはないのですが…シュールだな…と。
後『病気』は深くは言及しませんが、ちょっと笑えない感じでした。
良かったところ。
ちょっと『おもしろかったところ』とかぶる内容ですが、『二面性のある彼』では『二面性』という言葉をそのままネタにした感じで…同じことは『系統』の『肉食系女子』と『草食系男子』にも言えると思います。
この言葉の解釈を「そのまま」、もしくは捻じ曲げてネタにする部分は良かった…と思いました。価値観をズラしたり、言葉を拡張したり…そういうセンスが良かったです。
その他一言感想。
- 「つどえ現代の若者」は未来人禁止という意味ではないだろうに…。
- キャプテン鎌倉。人の形をしている性欲だったのか…ネタよりも紹介文の方が面白い。
- 『官能小説と初恋』。非常に『目を見張るほどの未成年』というタイトルを感じさせる内容。女の子が異常に可愛い。
連載化されたら?
なんとなく思ったのは、新井理恵先生の『×-ペケ-』に通じる作風であるな…ということでした。
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だいぶ前の作品なのでWikiの作品紹介を引用しておきます。
栃木県宇都宮市に実在する栃木県立宇都宮南高等学校を主な舞台とする、オムニバス形式の作品である。また著者自身も左記の学校出身であり、その為制服や運動着、体育館の位置など上記の学校と全く同じものが描かれている。
× ―ペケ― - Wikipedia
今回の読切でも、結構、固定キャラクターがいて飛鳥さんは複数のキャラと絡んでいるので、色んな人がいる世界感(高校?)でショートショートで進んでいく連載とか良いのじゃないか?と思いました。
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見渡すかぎりの未成年(伊原大貴)の時岡蹴子が面白い(笑)ジャンプ感想2012年34号1-2
余談。
小ネタ集的な読切だったので、感想が書きにくいと言えば、書きにくいです。『時岡蹴子』とかで一本作れるのでは?と思ったのですが、ショートショートの方が現在の連載陣とはかぶらないから良いのじゃないかな?と思った訳です。
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