ハイキュー!!第53話感想「及川徹は天才ではない」菅原孝支にセッター交代と才能と実力と…ネタバレ注意!ジャンプ16号2013年1-7
ハイキュー!!第53話「及川徹は天才ではない」(古舘春一)
『天才』セッターの影山君が入部してきて、1年生にレギュラー、スタメンの座を奪われる…という立場であった菅原孝支さんですが、どのように試合的に活躍できるのか?と考えると…以前、以下のように考えてました。
今後、影山さんじゃなくて、菅原さんが出場する局面って想像しにくいですが(急な負傷とかを除けば)…でも「戦う意思」が良かったです。
菅原孝支△!ハイキュー!!第47話「エースとヒーロー」とコート外の戦い、アシスト…ネタバレ注意!ジャンプ感想10号2013年3-4
…『想像しにくい』と書いていただけあって、今回のセッター交代は想像できませんでした。対策を練っているであろう及川さんをかわす意味で出場するとかは…想像してましたが…。
感想の結論を書いてしまえば、菅原さんがカッコ良い…ということに尽きます。
おもしろかったところ。
『コート上の王様』という言葉が懐かしいですが、勝ちをあせる余りに、トスが乱れるというのは、確かに弱点ですね。『スピードの呪縛』とも表現されてますが、『才能』と『能力』、発揮できる『実力』というモノを考えさせられます。
また、チームプレーの表現として『カードバトル的な表現』が面白くて、分かりやすくて良かったです。スポーツマンガですが、色々な演出方法があるのだな…と思いました。
気になったところ。
『金田一の本来の最高打点』が気になります。今までは及川さんが意図的にセーブしていた?とも考えられますが…。後、菅原さんの『例の合図の作戦変更』も…。ルールを変えるだけで、青葉西城は、読みはリセットされる訳ですが…??
良かったところ。
思えばジャンプは『才能』至上主義的な部分があると思うのですが、才能では叶わなくても、「セッターとしては負けない」。また、『押し合い』に関して、才能とは違う技術や、経験に関する部分など、『ハイキュー!!』は引き算が上手なマンガなのじゃないかな?と思いました。
ハイキュー!!の最終回がどの時点かは分からないですが、10年後、20年後と未来の話も出てくると、主人公二人、影山さんと日向さんの関係も良い感じだな…と思いました。
その他一言感想。
- 中学時代の回想と織り交ぜるのが作劇的に上手な感じですね。
- 田中さんの切り返しに思ったより及川氏が凹んでなかった…。
- ブロックが見えた…ライジングインパクトを思い出しました。
来週の予想。
次号予告的には『圧倒的な及川の力を前にして影山に異変が!?』…なのですが、それは今回なのでは!?と思えますが…。メインは菅原さんのプレイがどんな感じか?だと思いますが…。
実際の攻防の行方は分からないですが、外から見ている影山さんの視野が広がる感じじゃないかな?と予想しておきます。
ブログ村ランキングです!
応援お願いします!
にほんブログ村
↑ジャンプ感想ブログランキングもチェックできます!
スポンサーリンク
先々週と先週の感想
第51話「"強豪"と呼ばれる実力」
サブタイトルで言い表される強豪『4強』。一つ一つの抜きん出た個人の能力じゃあなくて、チーム全体の総合力的に強いのだろうな…と想像しながら読んでいたのですが…地味なアクションで点数に『繋げる』。
ハイキュー!!第51話・及川徹はピンチをチャンスに「"強豪"と呼ばれる実力」ネタバレ注意!ジャンプ感想14号2013年2-6
第52話「エースの資質」
『THE凡人』が印象的なカラー扉絵。これまでの扉絵から考えると「そういう選択肢もあるのですね♪」と太鼓の一つでも叩きたくなりますが(大袈裟)、その扉絵で描かれた田中龍之介さん。つい『△(さん、かっけ~)』と言いたくなるというか、田中さん回であった…という感じです。
田中龍之介△!ハイキュー!!第52話感想「エースの資質」ドシャットとメンタルの強さ…ネタバレ注意!ジャンプ15号2013年1-6
余談。
コンビミス…は『コート上の王様』、影山さんの中学時代を彷彿とさせる感じでしたが、東峰さんのフォローが入るのは、中学とは大きく違う部分だと思いました。
そして、交代してくれる菅原さんと、それを決めた烏養コーチの存在も違う部分だな…と。
スポンサーリンク
読んで欲しいです!自薦記事。
この記事の前後の記事。
同じカテゴリ内の前後の記事。
そろそろ別のサイトへ→
退出口