相棒11最終回「酒壺の蛇」感想・領空内誘導とニガリクリタケ…と難しいことと正義とは…?
はじめに。
ドラマ相棒11最終回「酒壺の蛇」の感想です。今回のあらすじは『
ストーリー|相棒 season11|テレビ朝日』から、確認できます。今回で、最終回だったので、このページは今後、変更があるかも知れません。
最終回の感想ですが、結論から書いてしまうと非常に気色が悪かったです。テレビドラマ、刑事ドラマは「正義は勝つ!」というか、犯人を捕まえて最終回…みたいなイメージがあって、でも、相棒は「正義が勝てない」こともよく描かれているのが分かっていても…気持ちが悪かったです。
今回の主犯格が今後、ドラマ『相棒』の中で捕まるのか?と言えば、多分、それはないのでしょうが…だからこそ、心の中のモヤモヤが残り、そして、やげて忘れて行くのかな…と思いました。そのうち忘れるのだと思いますが、忘れられない回だな…と思いました。
以下から、感じたことなどを書きます。先ずは、気になった言葉を調べて見ました。
領空内誘導。
検索したところ、該当するページが出てこなかったので、おそらく作中の造語なのでしょうね。しかし、国際的な犯人を海外に出さないために根回しが行われる…というのはあるように思えました。
実際に、そういう例は聞いたことないですが「あってもおかしくない」というようなリアリティはありました。
ニガリクリタケ。
こちらは調べてみるとWikiが出てきました。以下がその引用です。
ハラタケ目モエギタケ科モエギタケ亜科クリタケ属のキノコ。有毒。毒性は強く多くの死亡例がある。
ニガクリタケ - Wikipedia
実在のキノコみたいですね。特にフィクションにする必要もない感じではありますが、一応、調べてみました。
以下からは、特に心に残った部分などを…。
二階級特進。
お葬式に行っていた角田課長がすごくよかったです。心に響く演技というか、涙が出てきました。ただ、死を惜しむじゃあなくて、警察官の矜持が関わっているというか…そのような部分が心に響きました。
警察官として職務中に殺害されたのか、それとも事故死と勘違いされるのか…同じ『死』であっても大きく違う部分、そこが伝わってきました。
思考停止…。
正直言うと、今回のヒロインとも言える君原いづみの考えは、賛同できないというか、難しいことを考えない…という部分は「思考停止だな」と思えて、ちょっと心が穏やかじゃあなかったです。
しかしながら、それがラストに繋がっていったのは意外な部分でした。
難しいことと正義とは…?
『東亜民主国』と漢字表記できる国で、架空の国なのですが、実在の国と照らし合わせると…色々想像できますが、「難しいことを考えることができない」という状況にいない私には、その気持ちは想像も出来ない部分ですが…。それは、作品的には主犯へのフォローのようにも思えましたが…。
考えさせられる部分ではありました。確かに、日本は某国と違って、通信規制なども(たぶん)ないですし、内心の自由も(たぶん)保障されているように思えますし…。
最後に「正義」とは?というのを非常に強く考えました。警察庁の甲斐次長の言う「領空内誘導を行えば色んな人に迷惑がかかるけど、どうせ起訴まで至らない」という部分は一定の説得力があったように思えるのですが…よくよく考えれば、メリットのために「犯罪者の国外逃亡を許す」というのは、超絶ブラックですよね。でも、何故だか、ドラマを見ている時は、「絶対的に越えられない壁」というように思えました。
…と色々と感じた最終回でしたが、CMはありますが、2時間って映画よなー…と思ったのと、名前だけの出演でしたが、神戸君の名前が出たのが、かなり嬉しかったです。ワンカットだけでも登場して欲しいな…と思ったりしましたが…。
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サブタイトル『酒壷の蛇』を検索すると以下のページが出てきました。
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酒つぼのヘビ 大阪府の民話 <福娘童話集 きょうの日本昔話>Wikiなどが出てこないということは、割とマイナーな民話なのかも知れません。以下は、『君原いづみ』を演じた星野真里さんのブログです。
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星野真里 オフィシャルブログ 「ことばあそび」 powered by アメーバブログ…実は、私とちょっとだけ年齢が近いのに驚愕でしたが、相棒のこともブログ記事で触れられてますね→『
相棒』。舞台裏のことなどを書かれておりました。
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おわりに。
途中から書き出して、途中書けなかったこともあったのですが、なんとか、最終回まで感想を書けました。次に相棒の感想を書くのは『相棒12』かな?と思ったのですが…劇場版を観に行くのも良いかな?と思いました。
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