ステルス交境曲-シンフォニー-(成田良悟×天野洋一)感想・面白い!ストーリーと作画力!ネタバレ注意!ジャンプVS(バーサス)2013年1
2014/2/24追記。新連載初回の感想を書きました。以下です。
・
ステルス交境曲-シンフォニー1話「その男、透明につき①」ネタバレ注意!ジグ、藪雨トロマ、虹神アリス…扉絵でキャラ多すぎて面白い!ジャンプ感想13号2014年12014/2/9追記。ずっとタイトルを『ステルス交響曲-シンフォニー』だと勘違いしてました…。記事タイトルは、修正しましたが、間違っていたことを記念して、以下からは、当時書いていた内容のままにしておきます。
ステルス交響曲-シンフォニー-(成田良悟×天野洋一)
☆お客様全てを護る警備保障!不可視バトルファンタジー!!巻頭カラー66ページ!!ということで、原作は成田良悟先生、作画は天野洋一先生で読切『ステルス交響曲-シンフォニー-』です。
現代要素の入ったファンタジーと言いますか、色んな種族が行き交う世界感で、主人公は透明人間・藪雨トロマ。ヒロインは虹神アリスさん。敵役は雪宮コルト。吸血鬼、魂喰い(ソウルビッカー)を巡るストーリーです。
おもしろかったところ。
一言感想を書きながら「まさかの展開」という言葉が連発されたのですが、66ページという長さが生み出せるモノかもしれませんが、二転三転する展開は、全然、想像できなかったです。「犯人はヤス」という概念は多くの人が持っているモノだと思いますが、案外、必要な時に引き出せないのだな…と。
展開の意外性を含めて、よくできたストーリーで、そこに天野洋一先生の作画が加わって、かなりクオリティーが高かったと思います。終盤の超展開のワクワク感がハンパなかったです。
気になったところ。
竜と英雄の関係や、月の設定など、作品背景が豊富で作中で深く語られてない部分は、その先のストーリーで使われるモノなのかも知れません。
ファンタジー世界が舞台ですが、作品のテーマは、人の存在(外見を含む)と中身(内面)の問題で、透明人間を登場させながら、わりとベタな…というか私達の身近で起きていること、考えていることがテーマなのかな?と思ったのですが…。それらを抜きにして、バトル特化の内容にするこもできたのじゃないかな?と、ちょっと思いました。
外見と内面を表現するのに『透明人間』というキャラクターはうってつけに思えるのですが、テーマよりも目立つ要素が多かったのが、気になったのかも知れません。
良かったところ。
バーサスジャンプである増刊ですが、バトルシーンの爽快感が良い感じでした。後、後半の展開の軽妙さも…。後、ラストが、ちょっとオチがついていた部分と、悪者を出さない感じが良かったです。厳密に言うと、敵の存在が消えた訳じゃあないですが…。
その他一言感想。
- ビックリするくらい凄惨なシーン。本誌じゃあみれない感じ。
- 血が金貨に変わるという設定はバトルシーンのクライマックスのために考案されたのかな?
- キャラクターに色んなジャンルを感じるのは、バクマン。的とも思えます。
連載化されたら?
作中で『月』が印象的に描かれていたので、月と主人公のトロマとの関係を描きながら、今回登場した『悪』は殲滅されてないので、その辺りでストーリーは膨らむのじゃないかな?と思えます。
ブログ村ランキングです!
応援お願いします!
にほんブログ村
↑ジャンプ感想ブログランキングもチェックできます!
スポンサーリンク
ジャンプVS。
※私はコンビニで買いました。もしも、近くの書店に見当たらない場合は、アマゾンでも購入できます。
関連記事。
※天野洋一先生の読切作品の感想記事です。
☆ヘンテコ悪魔と出合ったら!?デビルコメディー特別読切センターカラー47ページ!!ということで、本誌はお久しぶりの天野洋一先生の新作読切です。雰囲気のあるカラー扉絵は、読み終わってから見ると、かなり細かく登場キャラクターが集結しております。
アルベリーとアワレな悪魔憑き(天野洋一)が面白い!コメディ色強い…ネタバレ注意!ジャンプ感想08号2013年1-1
九十九神って、確かに、マンガの題材として面白そうだけど…あんまり成功している感じはしない。まあ、なんでもかんでも連載にする必要はないけど…玩具限定の九十九神って…連載化難しそうだな…。
新創刊ジャンプNEXT!(ネクスト!)2010SPRING・一言感想・序①
余談。
今回は、天野洋一先生の初の原作とコンビの作品だったと訳ですが、その流れはアリじゃないかな?と思いました。デスノート的な流れが発生するかどうかは分からないですが、アリだと思います。ただ、天野先生の物語も好きなので、その辺りは、アンビバレントですが…。
スポンサーリンク
読んで欲しいです!自薦記事。
この記事の前後の記事。
同じカテゴリ内の前後の記事。
そろそろ別のサイトへ→
退出口