EGG NOCKER-エッグノッカー(古橋秀之×ミヨカワ将)感想・引きこもり&壁パンチが面白い!ネタバレ注意!ジャンプVS(バーサス)2013年8
EGG NOCKER-エッグノッカー(古橋秀之×ミヨカワ将)
☆ラノベ界×ジャンプの異端児、驚愕コラボ!!引きこもり×拳法バトル49ページ!!ということで、原作は古橋秀之先生、作画はスターズでお馴染みのミヨカワ将先生の読切『EGG NOCKER-エッグノッカー』です。主人公は、引きこもりで壁をパンチするのが日課の天道竜二。姉の円(マドカ)さん。ヒロインは仙人言葉の少女(萌える)華山白虎門の白玉(シラタマ)さん。ライバルは朱雀門の朱玲(シュレイ)さん。
幻の拳法『崇山黄龍拳』を巡る、萌えと燃えの物語です。
おもしろかったところ。
『引きこもり』を題材にしたマンガって最近多いと思いますが、壁を殴る仕事、『壁パンチ』が題材にするのは面白いな…と思いました。作品のテーマというか、題材として、『引きこもり』&『壁パンチ』に前向きな解釈を与えられている部分が面白かったです。
タイトルのエッグとは作中では『龍の卵』と表現され、それを叩くことに前向きな、そして、拳法的な意味合いが付加されるのが面白かったです。
気になったところ。
作中に登場する(しない)兄が天才すぎというか、
万能すぎというか、最重要事項である『黄龍門』を会得してしまう人が出てくると、「兄がすごい!」と思うのと同時に、『黄龍門』という拳法がそんなにたいしたことないのでは!?と思えてしまいました。
後、武術系オタク御用達の言葉かも知れませんが、『内功』、『丹田』などの気功用語がオブラートなしに出てくるあたりが、気になりました。私も、中学高校の時に夢中になったワード群ですが、中2的解釈を前面に出しても良いのでは…!?と思ったのですが…。
ガチなのかも知れない…。
良かったところ。
バトルシーンが良かったです。中国っぽい言葉が乱れ飛びながら、イメージ世界的に海が広がったり、能力者設定はないと思いますが、ドラゴンボールみたいに飛んだり、舞ったりする感じが良かったです。
ミヨカワ将先生の作画が、線が均一の綺麗系の作画ではないと思いますが、迫力と温かみがあり…女の子が可愛い感じが好みです。
後…バトルの果ての、おっぱ…というまさかの展開も良かったです。思えば、一人称で伏線はあった訳ですが…。
その他一言感想。
- ヤカンを杖に引っ掛けるって何系の発想だったっけ?クンフー映画?
- 肉球乱舞があざとい…。そこがいい。
- 相手が間合いに入るまで動かないってのは…大事だと思うが??
連載化されたら?
今回は、白虎、朱雀のみの登場だったので、連載化したら四聖全員が揃って、それが全員女の子で、武術&ラブコメ展開という感じが想像しました。その場合、ツンデレは拳足(けんそく)で表現されると思います!!
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ジャンプVSと『龍盤七朝 ケルベロス 壱』。
原作の『古橋秀之』の著書をあわせて紹介しておきます。
関連記事。
三代川将先生の読切です。ネットで調べてみると、増刊号で何度か読切が掲載されているようです。ウロ覚えなんですが、全部読んでいるような…。有料戦士ペイソルジャーは、なんとなく覚えているな。
血風学級怪(三代川将)は、キャラが良い(主に樹木本さん)~週刊少年ジャンプ2009年21号②
余談。
朱雀門の朱玲さんの攻撃方法は、指で突く感じですが、攻撃の結果、血が飛び散る様で『ウルトラレッド』を思い出した私がおりました。今思うと、かなり面白かったように思えます。
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