かちぐみ!(三浦悟)感想・ヤンキー漫画で表現がレトロで面白い!ネタバレ注意!ジャンプVS(バーサス)2013年11
かちぐみ!(三浦悟)
☆不良超コエー!超ビビリ暴走ヒーロー読切47ページ!!ということで、三浦悟先生の読切『かちぐみ!』です。主人公は渇谷渇一(かつやかついち)&大地ゆめと…のダブル主人公です(たぶん)。敵役は強さを求めるけんじさんです。
謎の人物『やけどの男』に迫る(?)スートーリーです。
おもしろかったところ。
ヤンキー漫画自体が、近年では珍しいように思えますが、学園で不良が出てきたり、学校の頂点を目指す!とか懐かしく、レトロな感じがして面白かったです。
実際、キャラの崩し方や表情もレトロな感じで、目が飛び出るとか、口の中に心を表す顔があるとか、表現が一周回ってきている感じで、逆に新しい幹事がしました。
気になったところ。
作画に関しては、線が細くてトーンも多いから描くのが大変そうなのと、線が多いから強調したい情報が埋没してるように思えました。後、物語のキーとなる『やけど』が絵的に分かり難かったです。まぁ、パッと見て『火傷』と分かる絵をみたいかどうか…も難しいですが…。
ヒロインが途中で出番的に途中で消えて、ヒロインが二度と登場しないとか予想だにできなかったのですが…その直前に「丸っきり脱げt(ry…と描いていいのか?というシーンがあったのですがツルっとしていて、何がなんだか分からなかったです…??
良かったところ。
メインバトルの舞台となる、大地やまとの訓練場所の『壁の描写』が気合が入っていて良かったです。そこから必要な情報を読み解くのは、ちょっと難しいですが…色々とハッタリがきいているように思えました。
後、能力設定の部分ですが体温が40度を越えると(普通なら死にそう)脳に変化が起きる…超設定が良かったです。面白い。
最近は、脳科学などで『脳』が身近になっている気がしますが「脳がすごいことになったらスゴイことが起きる!」という感じも、どこか懐かしい感じがしました。
その他一言感想。
- ヒロインの制服が水着みたい。縫製されてなくてツルっとピタっとしている?
- 全般的に登場人物の行動原理が分かり難い。現代劇だから気になるのかな?
- 線が激多いけどクライマックスの見開きは迫力があります。
連載化されたら?
なんとなく連載化を予感させるラストだったのですが、連載化されたら二人の主人公が頂点目指して…みたいなのがイメージできますが、いっそボクシングとか始めても良いのじゃないか?と思いました。
ブログ村ランキングです!
応援お願いします!
にほんブログ村
↑ジャンプ感想ブログランキングもチェックできます!
スポンサーリンク
ジャンプVS。

※私が感想を書いている間にデジタル版が出ていたみたいです。
関連記事。
三浦悟先生の読切、『瞬間×ヒロイズム』です。金未来杯のエントリーNO.2です。ところで、タイトルですが、○の中に×が入っている特殊な文字が使われてます。これ、パソコンで出てくるのかな。タイトルを正確に表記出来ないのは、ジャンプ感想書きとしては、つらい所。
瞬間×ヒロイズム(三浦悟)、記憶を失えば瞬間?~ジャンプ感想2010年35号①
三浦悟先生の『ShaPnel!!-シュラプネル-』の感想です。三浦先生は、以前、金未来杯にもエントリーされていたようです。さらに、近作は、以前の作品のリメイク?っぽいです。作者コメントから察すると、以前は、「なまくら」というのが作品タイトルに入っていた模様。
ShaPnel!!-シュラプネル-(三浦悟)は異形表現が良いゾ~ジャンプNEXT!(ネクスト!)2011SUMMER感想④
余談。
なんとなく、前々作の『瞬間ヒロイズム』と同じ匂いがして、設定重なってるなー…とか思ったのですが…。
よく考えると『記憶』がキーになっている以外は、設定的には重なってませんでした。私の記憶の方があてにならない感じで…。
スポンサーリンク
読んで欲しいです!自薦記事。
この記事の前後の記事。
同じカテゴリ内の前後の記事。
そろそろ別のサイトへ→
退出口