DAME GAME-ダメゲー(堀江隆)感想・面白い!可愛いヒロインとバトルと…エロス…ネタバレ注意!ジャンプVS(バーサス)2013年12
DAME GAME-ダメゲー(堀江隆)
LOSER AND LOSER!!GAME IN REAL!!YOMIKIRU47P!!ということで堀江隆先生の『DAME GAME-ダメゲー』の感想です。主人公は鞍楽修介(くららぎしゅうすけ)。ゲーム大好きクラスメイトは元村さん。ゲーム画面から飛び出したアバターのマドロさんがヒロインです。
空から女の子が降ってきたとは違い、ゲームから女の子が出てきた…という感じですが、前2作の読切と考えてみると…堀江隆先生、何があった?と思えるお色気的(?)バトルマンガです。
おもしろかったところ。
ゲームから出てきたマドカさんを修介氏が操作する訳ですが、街のチンピラを制す時に、同行している女性を戦わせるとか…チンピラ側から考えると訳分から…という部分が面白かったです。
後、クライマックスシーンの遠近感を無視した街の景色を全部斬っている…のが面白かったです。ちょっと前のワンピースのローが研究所と周囲の山を切った回を思い出したりしましたが、ダイナミックでよかったです。
ゲームから女の子が出てきた話はこれまでもあったと思いますが、ゲームCGなどが実写化に向かっている昨今では、コメディの作り方も変化しているように思えます。ゲームの画面の中と外で外見的変化がない部分とか、スルーできたり等。
気になったところ。
ゲームキャラを戦わせて、負けたら(プレイヤーも)死ぬというのはスタンドバトルだと思いましたが…だったらプレイヤー狙いの攻撃も出来るのでは?と思えました。まぁプレイヤーの性格上、それは起きなかったのですが…。
一つ気になったのは、マスター(プレイヤー)がマドカさん達アバターを操作する訳ですが、アバター単体でも、ある程度は行動できて、マスターが操作しないと行えない『必殺技』などが存在する…という感じだと思えたのですが、アバターとマスターの関係性が、もう少し明確化して欲しいな、と思いました。
コマンド入力を伴う必殺技はマスターがいないと使えない?とも思えますが、じゃあ移動や防御などの判断はどうなのかな?とか。
良かったところ。
主人公の再起、立ち上がりのシーンが良かったです。以前の高山としのり先生の読切『ハチメガデス』を思い出したのですが、実はヒロインも主人公をずっと見ていた…というのは一つ萌えどころというか、創作の中の定石パターンのように思えました。
そのシーンに含まれる、弱さの中の強さ…という感じも好きです。お色気的なサービスカットもありましたが、素晴らしいラブコメ感と、それに対して作中でツッコミが入ったり、コメディな感じも良かったです。
その他一言感想。
- 現実世界(リアルワールド)という言葉からlainを思い出した私。
- 屍花風化(しかばなふうか)って良いネーミングですね。『風化』と『屍』のイメージを重ねてますね。
- 現実のバトル、死地に高揚を感じるのは、よく考えると怖い…。
連載化されたら?
色々なキャラクターが現実世界に放たれた…という設定ですので、アバターと人間キャラがセットになってバトルしたりラブコメする話が想像できます。現実の世界に与える影響が甚大ですから…バトルそのものを止めようとする人々も出てくるかも知れませんね。
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余談。
ヒロインが『あぶないみずぎ』を装備していたり、「掲載される雑誌が違うのでは?」と思える感じがあったのですが…関連記事の2作品はシリアス色が強かったので…堀江隆先生に何があったのだ!?と思えてしまいました。
そういう部分は、編集者さんとの打ち合わせの中で生まれてくる変化なのかも知れませんね(個人の想像です)。
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