ガリレオ#1「幻惑す」ドラマ感想・湯川学(福山雅治)はもう少しすかしてくれるともっと変人で楽しいと思う。どうしてもカッコよさが残る悲しさ。
はじめに。
そろそろお馴染になっていれば嬉しいです。ナカノ実験室さんの後輩かづちやえです。最近、本当に日常がつまらなくて退屈しています。退屈していると人間不信にもなります。ガリレオの湯川(福山雅治)のように“変人ガリレオ”と呼ばれていても何かに没頭できて、それが生活の中にあるのはとても素敵で羨ましい生き方だなと思います。そんな湯川の変人キャラクターも、この作品の見どころだと思います。
面白かったこと。
私はガリレオを見るのは劇場版『容疑者Xの献身』以来で、他のTVドラマシリーズは見ていなかったのですが、難しい言葉も少なく、それこそ詳しいことを知らなくても見ることができた。(個人的には少しミニ知識くらいは期待していたが。)劇場版、記憶は曖昧だが湯川のキャラクターが少し明るくPOPになった気がしました。個人的には、福山雅治さんのカッコよさがにじみ出ないように、地味さを強調せずいつも通りすかす感じを入れた方が変人らしくていいのではないかと思った。内海薫(柴咲コウ)は表情のバリエーションが増えて全力直球勝負でなくなり、味が出てきたように思う。容姿がはっきりしていて好きなので、今後も期待したいなぁと思った。そして内海の後任、岸谷美砂(吉高由里子)は新人なのに態度がデカい「性格に難ある子」として登場した。吉高由里子さんはちょっとムカつく感じの役が本当に上手だなぁと思う。愛されテイストが少ないのも魅力なのだが、ツンデレで言うとデレをもう少し使い分けられたら小悪魔で化ける女優さんな気がしています。(個人的にハイボールの宣伝は好きです。(笑))そして、教祖連崎至光(大沢たかお)の重みのある演技。宗教団体の里に植えられている人参が、さっき埋めました、と思わせるような感じで宗教団体の祭壇セットはいかにもの感じのエセっぽさを感じるのに、大沢たかおさんの演技は本当にまじめで、全然エンターティメント性を感じなかった。キャラクターに人間性を感じてしまうことでただの被害者で終わらず含みを感じてしまい、この先まだこの人出てくるんじゃないか?とか思いました。これは良い塩梅なのかわかりませんが、一人の役者としては素敵な存在感だと思いました。
気になったこと。
今回トリックにマイクロ波が登場しましたが、マイクロ波で人は燃えるような暑さを体験できるのか。
(テレビ局は違いますが)『銀狼怪奇ファイル』でもマイクロ波による人体発火の事件など出てきましたが、どうやらネット検索で調べてみると人体発火は無理そうです。今回のようにマイクロ波で燃えるような熱さを体感させることで窓から投身させることは、、、可能かどうかわかりませんでした。物理に詳しい人だとわかるのでしょうか?
そもそもマイクロ波は携帯電話や電子レンジ、無線ランなどで使用されている。身近に使用はされているがなんとか波というだけでクエッションマークが頭に浮かぶ。現象には必ず原因がある。とはいえ、宇宙は広し。無知な私には科学と非科学の判断なんてつきません。眼に見えないだけに下手をすればマイクロ波を魔法のように感じてしまう私は、きっとガリレオの世界では騙されてしまう側の人間でしょう(>_<)
今回は科学VS宗教で、「科学が人類を滅ぼす」とか「人間の生活自体が科学である」とか「お金に問わられず自分の信じた人生を送るのが幸せだ」とか「高齢化社会は科学のせいだ」とか分り易い討論も繰り広げられました。実際、スローライフや田舎への移住が増えていたり、かと思えば科学は進歩し続けているし、占いとかメンタリストとか、そういう時代だとも思いますがテーマにするには表現にもう少し工夫が欲しかったです(笑)
「信じることから始めるのが宗教なら、疑うことから始めるのが科学です。」
期待する展開。
「へぇ」と思えるミニ知識の供給が得られたらなぁと思っています。
実は湯川がぼそぼそと言っている本編と関係のないミニ知識が面白かったりするのですが、何分早口でぼそぼそなのでいくつか聞きこぼしました。
次回は高校生がダウジングで犯罪?!
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実は、ドラマ相棒11も終了したので、私もガリレオを観ようかな?と思っておりました。まだ観てません。科学VS宗教というと『トリック』を思い出す私がおりました。
余談ですが、渡辺いっけいさんは、私が会って話したことのある数少ない芸能人ですので、やっぱり、観た方がいいかな?と思えてきました。
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