観劇記録:演劇実験場下鴨劇場・新入生歓迎公演「ホントに?」@京都府立大学・大学会館2F多目的ホール
私が所属していた演劇実験場下鴨劇場の新入生歓迎公演「ホントに?」を観に行きました。会場は、私も使っていた京都府立大学・大学会館2F多目的ホールです。
女性四人の芝居 西田シャトナーさんの脚本でした。私は惑星ピスタチオは二度程観に行った事があるのですが、スケールの大きい話、細胞内で核融合を起こしてマッハで人間が走る話等、を観ていたので、今回のような女性四人の脚本があることは知りませんでした。
しかし、お話を想像するという事で、世界中、海底や海上等々にシーンが移りましたから、やっぱ面白かったです。そういう意味ではスケールが大きいのかな?
女性だけの脚本や演劇は、賛否両論があると思います。男だけの演劇で起きないのに、女性だけだと好き嫌いが別れるのは、不思議ですが、苦手な人はいます。でも、私は、今回の脚本とお芝居は楽しんで観れました。ちゃんと、「ボケ」と「ツッコミ」があるからでしょうか?
基礎体力? 後輩達がやっているという事もあるのか、基礎体力が気になりました。足りません。OGからは「足が重い」という声もあったようです。まあ、先輩の意見なのですが、ダンスとかやって「動けるようになった方がええな。」と思いました。
やろうとしている動きに体がついていってなかったり、台詞やテンションに体がついていってないような。思ったのは、「もし私が同様のテンションで台詞を言ったら自然と体が動くのだろうな。」と。
まあ、先輩の声ですね。
集中力? 女性4人の芝居で、上演時間は長いとは思いませんが、4人でやるにしては、一人一人のウエイトが大きいので、「後半に集中力が切れているな。」と思いました。
私は、役120分の二人芝居でほとんど出ている役をこれからやるので、ちょっと、怖くなりました。
盛り上がり? 後半の集中力の関係もあるかも知れませんが、個々のシーンで観たらそこそこ面白いのですが、全体でみると、盛り上がりの「山と谷」の作り方が甘いかな?と。演出と役者の意識ですかね?
クライマックスがクライマックスになりきってないなと。
演出と照明 演出は、ブログにも登場し、XX公演にも参加している、蜜柑さん(ブログ内ネーム)でした。彼女は、照明もやっていました。観ていて思ったのは、演出意図、役者意図、よりも、照明の意図、つまりキッカケが優先されているなぁ、と。
もっとも、私は、照明オペレーションをした事はないので、想像でしかないのですが、キッカケはキッカケとして、演出意図の方のウエイトを重視すると、照明の感じも変わるかな?と。
これは自分で、演出・照明をやってみないと無理ですね。XX公演では、演出・役者だから出来ないですけどね。
二度観に行ってました。 料金が無料だった事もありますが、二度観に行きました。土曜日夜と、日曜日昼(楽公演)です。最終日に観に行ったのは、その後のバラシ、会場撤収を手伝おうと思ったからです。まあ、後輩というのは、すべからく可愛いもので、「やめようと思っていた先輩心」の結果です。
二度観たから分かる所もありました。二度目のアンケートは、今後に繋げて貰おうと思って、厳しい目に書きますた。
この脚本は泣かせたら勝ちか? 「ホントに?」は、「ちょっといい話シリーズ」というシリーズの脚本のようです。内容は、4人の女性が色々想像して、その想像部分のシーンが内容を占めますが、想像とは言え、人の人生や生き死にがかかっています。だからして、「想像」であることは、度外視して、「お客さんが泣く、涙ぐむ」という感動を与えられたら勝ちだな。と思いました。
そう思ったのは、その段階まで到達しなかったからです。まあ、蜜柑さんの演出意図というのは、聞いてみないと分からないですが、「自分が演出するならこうする!」という事ですね。
やはり、後輩という事で感想のニュアンスも変わっていますが、それは「先輩心」という事で。
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