無刀ブラック第1話「春」合気道(柔術)漫画?黒月流がカッコ良い…ネタバレ注意!ジャンプ感想25号2013年1-1
無刀ブラック第1話「春」(野々上大二郎)
新連載、巻頭&表紙で野々上大二郎先生の『無刀ブラック』が登場です。読切の時は徒手空拳の謎の武術…というイメージが残っていたのですが、合気道、合気柔術のマンガだったようですね。
合気道という題材は、ジャンプでは珍しいように思えましたが…?
おもしろかったところ。
コメディっぽい部分ですが、『稽古の稽古』という実際の行為と言葉の哀愁が面白かったです。演劇の稽古でも一人練習とかやりますが、そういう哀愁があったのかな…。
後、合気道的な動きが具体的で面白かったのと『御留流』という言葉が記になったので調べてみました。以下はWikiの引用です。
江戸時代に一つの藩でのみ伝承され、同じ藩内でも他流の者に稽古を見せることを、藩より禁じられた武術の流派のこと。武道史の研究者間では御留流は存在しないという説もある。
御留流 - Wikipedia
存在しない説があるのは、現実と、フィクションと良いバランスがとれておりますね。全くない言葉じゃないのが、良い感じです。
気になったところ。
まぁ、悪役の津上先生がヒドすぎる、というかゲスすぎる…というか。悪役の吐く台詞の難しさみたいなモノを感じました。後から主人公が正すのだから、それは苛烈であるべきなのですが…まぁ、あまり深くは言及しません。
後、継春さんの母親の殺害された部分とかも、ストーリー展開に関係するのかな?と思ったりしました。
良かったところ。
黒月流合気柔術(の元?)は既に失われた国の武術である部分に、しみじみとしたモノを感じました。また、価値観がゆさぶられるというか、『負け犬』と『奪う側』は、現代の私達の生活にも関係している気がして、心にゴリっとしたモノを感じました。
も一つ。「お世話」という言葉がスゴく良かったです。実際に、住むところ、寝るところ、食べるの恩はあるのかも知れませんし…。そして、見開きがすごく良かったです。動きのシーンなのに静かな感じが、震えました。
その他一言感想。
- 黒月雪路とは、叙情的な名前ですね。
- 藪さんは、タイミング悪いなー…と思いましたが…。
- 掛け値なし…のシーンの表情が好きです。
来週の予想。
『次号、道場に好奇の視線…!?センターカラー大増25ページでお届け!!』…誰が見ているのか?というと、ヒロインキャラが出てくるような気もしますが、このまま男だらけで展開していくのも、いいのじゃないか?と思いました。
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読切版の感想。
スプリングスペシャル!!春の4連ゴールデン読切シリーズ第3弾!!月夜が照らす修羅の道!!暗闘活劇読切47ページ!!ということで、野々上大二郎先生の、『無刀ブラック』です。ちょっとだけ、亜城木先生っぽいタイトル?とか思いました。野々上大二郎先生と言えば、以前、『サジタリ』を掲載されていた方ですね。
無刀ブラック(野々上大二郎)…月に代わってお仕置きです!ジャンプ感想2012年20号2
余談。
最終的に、黒月&継春という不思議な主従関係(師匠が跪いている)が生まれましたが、ボーイ・ミーツ・ボーイ的…というには、年齢差があるので、ボーイ・ミーツ・ダディというか…ブラックのBとは、そうい(ry。
なんて邪念も生まれたのですが、今回の最後のシーンも好きでした。熱い。
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