ウルトラマリン(藍本松)が面白い!世界感とバトルと…連載化するかな?感想ネタバレ注意!ジャンプNEXT!2013SUMMER(夏)1
ウルトラマリン(藍本松)
☆その少年は、夢を追う。海洋スペクタクルロマン読切関東カラー52ページ!!ということで、藍本松先生の新作読切です。主人公は、魚月(なつき)少年。海捜士(ダイバー)のウシオが、二つの意味で『海の神秘』を巡るストーリーです。
おもしろかったところ。
竜宮城っぽい扉絵は、沈没した都市?と思いましたが、海中の建物が古い、歴史的であるのは、世界を一変させた異変の発生時点を、我々が住む現代よりも過去にしていることで、歴史IFのような意味合いがあるのかな?と思いました。現代文明が沈む…だと、物語のニュアンスが変わりますが…。
後、世界での貧富の格差や、土地の利用の仕方。最下層の崖に張り付く集落の様子が好きでした。描かれてない部分の広がりを感じます。
気になったところ。
世界感の部分ですが、海の危険と渡り合う武器や装備は量産はできない?とか、安全に漁ができる発明もできそうな気がしますが、『潜る』が前提になっている背景が気になります。
後、ストーリー全体が、平和だったので、もっと、えぐい…どうしようもない『悪意』や『劣等感』などもあって欲しいと思いました。爽やかさとは、背反する要素ですが…。
良かったところ。
海中の生き物に固有の能力があり、それを装備品のように利用できるのが良かったです。また、マクロな意味で、発見した生物(と能力、有用性など)で人類の文化レベルが向上する…というのも面白いです。ハンティングが狩猟以外の目的をもつような…。
前々から、藍本先生は、「一撃必殺が好き」と思ってましたが、ざくっと爽快に終了するバトルも良かったです。
その他一言感想。
- 天変地異系のストーリーってすきだな。男の子だな。
- 星の傷跡…でジョジョ的なモノを連想する私。
- 人魚の大洪水って化学とか関係している?
連載化されたら?
今回が第0話的な感じなので、このまま『この世界の物語』は、読みたい気がしました。ストーリーのゴールが『海の神秘』であるなら、世界が一変した理由なども探りながら…という感じですか?
世界感系の連載は、本誌でのハードルが高いですが、バトルとは違うファンタジーも読みたい昨今です。
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最近はデジタル版が出てますが、ハイキュー!!ポスターが欲しい人は、雑誌版を買おうず。
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お久しぶり。保健室の死神でお馴染みの藍本松先生の新作読切『レンゴク』です。レンゴクとは『煉獄』のことですね。私も好きで(主にネット上で)よく使う言葉です。
さて、最初に謝罪をしておきます。記事タイトルが、こんな感じで、すみません。だけど、正直な気持ちなんです。申し訳ない。
レンゴク(藍本松)!おっぱい!女体化!ひゃっほう!‐ジャンプ感想2012年03・04号①
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W.C.フレンズ(藍本松)川屋郁子(笑)と美雪が面白い!便友とは…!?ネタバレ注意!ジャンプ感想20号2013年1-4
余談。
閉ざされた世界、変わってしまった世界の果てを夢見る感じは、木城ゆきと先生の初期作品ぽい連想をしました。また、ニセコイでお馴染みの古味直志先生の読切『island』なども連想しました。どちらも、好きな作品です。
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