不死身KILLERS(熊田龍泉)感想・面白い!ロリ婆と凄惨な世界とコメディーと…ネタバレ注意!ジャンプNEXT! 2013SUMMER9
不死身KILLERS(熊田龍泉:くまだりゅうせん)
☆輪廻・涅槃は程遠い!死にたがり殺したがりミッション読切43ページ!!ということで、『暴発リボルバー』を掲載されていた熊田龍泉先生の新作読切です。主人公は、「ろっ骨」。ヒロインは、キョウ=マキシマ。
主人公が、ヒロインを殺しまくる物語です。
おもしろかったところ。
『殺人』が多くを占める物語において、「目が光る」とか、ドリフばりの電気攻撃で骨が見えるとか、ギャグっぽい描写もあり面白かったです。
悪役がどいつもこいつもAUTな感じですが、ゴミクズのように倒されているのが、なんとも…。前作は、『殺さず』の物語だったので、その反動でしょうか?
気になったところ。
私は、あまり馴染みのない分野なのですが、『ロリ老婆』の言葉遣いは、生きた年数。つまり、経年で変化する?というのが気になりました。基本的、身体つきの変化とセットで話し方も変わってきたので、想像するしかないのですが、そんなことを考えました。
ちょいとつっこみ的な部分ですが、「お父さん」の責任は大きいように思えます。もしかしたら、『解除』の方法も模索されたのかも知れませんが…。
良かったところ。
ろっ骨の生い立ちが凄惨すぎるのが良かったです。銃夢の『マカク』を連想しましたが、「残飯をあさる」とか良かったです。なので、ヒロインを巡っての、主人公が奮い立つ、心の変化に共感出来ました。
また、「不老不死」を扱った作品では、定番な気もしますが、ヒロインの心の変化も胸にクルものがありました。ベタをベタにしないのは、色々な設定の妙でしょうか…。
その他一言感想。
- ふ、服も元に戻る…だと!?(つっこみ)。
- 幼女と飯を食う…人類の夢…なんて考えるのは、独身男だろな(独身だけの問題でもない)。
- 製薬会社の人が、完全にAUTな人でした。よく考えると、三つくらいAUT。
連載化されたら?
『殺す』以外の方法も模索する?というのも思い浮かびますが、『殺す』に徹底するのもイブシ銀な気がします。「フランケンシュタイン」を巡るストーリーにイメージが近いようにも思えます。
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袋とじで、殺せんせーVS斉木楠雄もあります!(まだ読んでいません)。
余談。
今回の読切もそうですが、全体的にクオリティーが高いように思えます。『連載』で考えると、評価も変わるかも知れませんが、ちょっと読切の傾向も変わってきているかも??
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