海の上の診療所第4話感想・マドンナ藤井みちる(瀧本美織)の巻。瀬崎航太(松田翔太)の瞬間見せる真面目な表情にドキッとしました。やはりギャップは最強。
※この記事は友人の、かづちやえから寄稿されたドラマ感想です。 今年は夏が暑すぎたせいで紅葉もいまいちかもしれない・・・との噂。雨の後少しずつ気温も下がって来ていますが、今いち下がりきらないので私も心配しています。それでも、少しずつ紅葉が始まっていて、銀杏なんかはいち早く色が変わり切っています。もうしばらくでしょうか。
マドンナ。
今回のマドンナは藤井みちる(瀧本美織)。瀧本美織さんは元々SweetSという女性ヴォーカルダンスユニットのメンバーをされていたようです。SweetS解散後、2008年からタレント女優としての活動をされています。今回は病院の理事長の娘・美人過ぎる研修医という役でしたが、過去の医療事故がトラウマとなり患者の処置ができない為「海診丸」に研修医として実習を受けに来ました。心の弱さを前面に出して逃げ続けているのに口だけは達者で周囲に反感を買う女性を演じていますが、弱さを前面に出して似合う女性は女性らしい可愛さがあるなぁと思いました。可愛いければ多少の反感なんか問題ではないですよね(笑?)
面白かったこと。
美人過ぎる研修医として有名な理事長の娘が来るという事で救診丸は色んな意味で沸くわけですが、一番浮かれそうな瀬崎航太(松田翔太)ことDr.コータは今までの失恋から学習し「心の目で見る」と断言します。が、案の定いつもの状態に(笑)一目ぼれのその瞬間反射的に戸神眞子(武井咲)のスリッパ攻撃を予測し身構えるDr.コータは可愛かったです。残念ながらスリッパ攻撃はなかったんですけどね。
みちる先生は過去の医療事故のトラウマを持っており、オペがほとんどない海診丸で最後の研修期間を過ごす事になったそうです。みちる先生は医療機器が整っていない海診丸を馬鹿にし、更に指導医を逆使命で無理矢理変更する始末。勿論ヒロイン眞子ちゃんは頭にきます。それに対し「心の目で彼女の弱さが見えてしまったんですよ。」とフォローを入れるDr.コータ。でも、眞子ちゃんだって最強な訳じゃないんですよDr.コータ!
今回のテーマは命を預かる責任の重さです。みちる先生から直接トラウマの話を聞いたDr.コータは「人の命を預かっている怖いと思わないと医者失格なんじゃないですかね。けど、怖いと思う事に耐えられないなら医者なんてやめちゃえばいいんですよ。ほら、楽しくないでしょ?仕事は楽しい方がいいじゃないですか。」と相談に乗ります。更にみちる先生は医者をしながらタレントにならないかというオファーがある事もDr.コータに打ち明けます。それに対しDr.コータは初め「医者やりながらタレント活動するっていうのは中途半端に聞こえますけどね。」とか言っておきながら、一緒に東京行って(部屋も一部屋貸すから)医者をやりながらタレント活動もしないかと誘われたとたんに「(同棲?!)両方一生懸命やれば、これ中途半端になりませんね。」・・・眞子もさすがに呆れます。
そして、島と船上で緊急オペが二つ重なります。船上はDr.コータが、島はたまたま居合わせたみちる先生と眞子がDr.コータの電話での指示で対応することになりました。みちる先生が臆するのを見て眞子はいつもの眞子節を発するのですがどうにもならず、眞子は(看護師なのに)「誰かがやらないと死んじゃう」と言いメスを握りますが、メスを握る手が震えていました。それを見てみちるは先生は決心し、Dr.コータの指示でオペを始めます。
「電話でフォローするので頑張りましょう。」いつもの軽い調子で答えるDr.コータ。自分のオペをしながら、ずっと同じ調子でオペの指示をします。途中、血が溢れるトラブルがあってもDr.コータは「そんなに出血はしない筈です。大丈夫です。深呼吸して~。」と同じ調子。そして無事に手術は終了しました。そんなやり取りとは裏腹に、電話を切る際のDr.コータの真面目な表情がすごくかっこよかった。できる男は余裕が桁違いですね(笑) Dr.コータは腕利きの医者なだけではなく優秀な指導医でした。先週の感想の感想でナカノ実験室さんが「診療してねぇなぁ」と書かれていましたが、今回は診療がメインでしたよ(^^ゞ
気になったこと(ツッコミ)。
Dr.コータ、完全に眞子ちゃんになついています。失恋するたんびに結局励まされてますから(笑)今回は、「女の子のさ好きってどういう意味?」と質問してみます。「眞子ちゃんさ試に好きって言ってみてよ。ニュアンスの勉強したいからさ。」と言って、なんだかむず痒い雰囲気になるのですが、最終的にDr.コータが茶化して「ちゃんとして」(スリッパでの突っ込み)で終わりました。和みます(*^_^*)
そして、謎の女・(戸田恵梨香)から電話がかかってきました。彼女の名前は羽鳥輝。いつ登場するのか楽しみです。
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2003年にドラマ化された「Dr.コトー診療所」を要所でフィーチャーする始まりでした。過疎化した島のお医者さんというのがテーマであるところは共通しているのですが、「Dr.コトー診療所」は古志木島(鹿児島)が舞台、「海の上の診療所」は本州・四国・九州に囲まれた瀬戸内海の諸島が舞台となります。診療所は“海診丸”という船で医師・看護婦・船長が船上で共同生活を送っています。
海の上の診療所第1話感想・マドンナ村上美月(加藤あい)の巻。瀬崎航太(松田翔太)、バスタオル一枚で登場する戸神眞子(武井咲)に跳び蹴りを喰らい…パサッ(気絶)
今週のマドンナは立花薫(篠田真里子)。生徒一人の学校の先生です。生徒・片山遼(高木星来)は立花先生を慕っているが、遼の祖父であり村長である憲造(勝部演之)はもともと喘息持ちで身体が弱い立花に先生は務まらないと追い出そうとしていた。遼にとって立花先生は先生であり友達でありライバルであり・・・というセリフがありましたが、実際過疎化した村では本当に先生と生徒の関係って私たちでは想像できない関係なんではないかなと思いました。
海の上の診療所第2話感想・マドンナ立花薫(篠田真里子)の巻。全くノーマークの奴にトライを決められた瀬崎航太(松田翔太)、フラれてしゅんとしてる時が可愛い。
今回のマドンナは塩見里花(夏帆)。実は先日見た『世にも奇妙な物語’13秋の特別編』で私は初めて名前と顔を覚えました。容姿に華美さも色気もない「普通」な感じが売りのようですが、実はすごいスタイルが良くて、世にも奇妙な物語でのタンクトップ短パン姿は衝撃的でした。女優さんではなくモデルさんかなぁと思ったくらい。今回は普通の女性が恋愛をして、母の反対を押し切って男性と島を出て失敗して戻ってくる話。少し失敗もしそうな女性、そんな雰囲気を出せる女優さんとしていい味だなぁと思いました。
海の上の診療所第3話感想・マドンナ塩見里花(夏帆)の巻。ヒロインの戸神眞子(武井咲)の口癖「ちゃんとして」に毎回ときめいてます。
感想の感想(ナカノ実験室)。
瀧本美織さんというと、風立ちぬの印象しかない私ですが、そういう意味では、彼女の演技を見なくて良かったなーと思いました。ちょっと歪んでいるな…と思いましたが、そう思ってしまいました。
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