騒霊鑑識(冴豆祐人)感想ネタバレ注意!面白い…幽霊と鑑識と推理と展開が…ジャンプNEXT!(ネクスト)2014WINTER感想12
騒霊鑑識(冴豆祐人:さえずゆうと)
☆エリート鑑識が理論で挑み…たい!!未知の”科”学反応ミステリ読切47ページ!!冴豆祐人先生のデビュー読切です。主人公は幽ヶ崎真(かすがさきまこと)、ヒロインは宝島ヒナ子さん。その他、悪そうな人々…。鑑識員が主人公の推理ストーリーです。
おもしろかったところ。
昭和25年という舞台設定が過去であることが上手いと思いました。例えば、「ルミノール混合液」などは、よくテレビで、刑事ドラマで見ますが、昔の時代なので作中での新鮮さが増していると思いました。
後、検死や鑑識と、幽霊という組み合わせも面白かったです。
気になったところ
ミスリードが達者です。ミステリーを読まれる方は「あるある」と思われるかも知れませんが、二度目で気付くことが多かったです。そして、その部分は読後感に大きく関わってました。
サスペンス&ショッキングなシーンでも、ギャグっぽい表現が入っていて、読みやすくもありましたが、クライマックスはどシリアスで、シリアス一辺倒で良いのでは?と思いました。
良かったところ
幽霊が出てきたら科学捜査などは全否定されそうですが、幽霊の証言は確証にならない…という描き方が良かったです。「鑑識は被害者のため」という言葉も良かったです。
伏線も上手な感じで、何よりもその(ryが、とても良かったです。省略してみたのは、未読の方を意識してですが、読まれた方はなんとなく感じて貰えれば…。
その他一言感想。
- 作者紹介ページが妙に可愛い。
- シデムシ…若干、きつい感じ…苦手な人は苦手そう。
- 奥さんも、土に埋まってるのじゃない?と思ったのですが…。
連載化されたら?
今回が第1話…とも考えられますが、ヒロインの存在を別事件に関係させれば、もうちょっと長くなりそうです。ただ、それでも長さ的に長期連載にはなりそうにないですから、マイナーチェンジは必要になりそうです。
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少年ジャンプNEXT! (ネクスト) 2014WINTER。
なんだかんだで、面白い作品ばかりでした。デジタル版も販売されております。
余談。
今現在において一般的な知識か分からないですが、土壌のアルカリ性、酸性というのも、昭和25年では知られてなかったでしょうねぇ。読み返してみると、ページ数の関係か犯人候補が少ないことに気付きましたが、それとは関係なく面白かったです。
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