ジャンプ漫画のzip/rarが溢れるネット…TPP加入で著作権侵害が非親告罪化したらどうなるだろう?
はじめに。
日々のアクセスを見ていると、非常に「ZIP」や「RAR」などに関するアクセスが増えています。おそらく圧縮された画像データーを探すアクセスだと思うのですが、最近は、ニセコイがアニメ化された関係で、その関係も増えております。アニメ本編も圧縮されてアップロードされているのかな?
ただ、最近、テレビでは登場が少なくなりましたが、日本がTPPに加入して、著作権侵害まわりの法律が変更になったら、どうなるのかな?と考えておりました。
著作権侵害が非親告罪化?
漫画家の赤松健さんのtumblerには以下のように説明されておりました。一文を引用します。
今の著作権侵害は「親告罪」と言って、検察官が起訴したくても単独ではできず、作者さんに告訴のお願いをする必要がありました。つまり、作者が黙認している限り、コミケで二次創作をやっても大丈夫だったのです。
★ホントは怖いTPP ・・・「非・親告罪化」で日本の漫画界はどうなる? | 赤松健の連絡帳
引用部に続く部分で、氏は漫画家ですので、二次創作等々の話題に言及されてますが、マンガの画像データーがインターネットにアップロードされている部分には、少なくとも引用した記事では書かれておりませんでした。
記事の後半から、最近、考えたことを書き連ねてみます。
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週刊少年ジャンプのZIP。
試しに「ジャンプ ZIP」で検索してみると、発売された最新のジャンプの内容が、作品ごとにアップロードされているっぽいです。ただ、ページを確認しただけで、実際にダウンロードできるかは、ウイルスなどが怖いので行ってません。
実際にアップされている現象は、集英社の中の人、編集部の人々、著作権を保持しているマンガ家の先生方は、どれくらい知っておられるのか?というのも気になります。
現状は音楽や映画の違法ダウンロード/アップロード。
映画を見に行くと、最初に無断撮影での映画泥棒に関する警告や違法アップロード、ダウンロードに関する警告が出てきます。違法ダウンロード関連の法律の変更が問題になった時に、ユーチューブやニコニコ動画のキャッシュファイルは大丈夫なのか?という物議はありましたが、マンガのことはあまり話題に上りませんでした。
また、最終的に映画や音楽と説明されています。これは、ファイル共有なども踏まえて、訴えを起こしたのが、音楽業界や映画業界だったからでしょう。
著作権侵害が非親告罪化のマンガの場合の最悪のケース。
現状では、著作権侵害は『親告罪』で、無断転載や、無断複製、無断アップロード、ダウンロードが行われても、著作権保持者、つまりマンガを書いた人が「いいよ」と言えば、罪に問われないことになっております。
それが『非親告罪化』すると、青少年育成条例や、表現規制でも話題になることが多いですが、無断複製されたマンガデータを持っているだけで、罪に問われる…ということになると思います。もちろん、これはTPPに参加した上で、最悪のケースを想定した場合ですが…。
ただ、ジャンプで考えると、NEXT!などの増刊はデジタル版が出ていたり、コミックスも電子書籍版が出ていることを考えると、無断複製データが利益を損なう可能性も出てくるので(他方で無断複製データは本来の利益を損なってないという考えもありますが)、音楽や映画と同じように議論されるのじゃないかな?と考えております。
最後に一言添えるなら、マンガは買った方がいい。そういうことだと思います。
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最近、アクセスが増えている記事。
私は、アクセス解析をやっている関係で、どの記事が、どんな理由で検索されているか、うっすらと想像できます。一つの実験として、ブログ名を「ネタバレ画像エロZipper」みたいにしたら、どれぐらいアクセスが変わるか?とか考えた頃もありました。
親告罪の違法ダウンロードを「ニセコイrar/zip」から漫画の場合を考える(著作権法改正の話)
実は、ちょっと前にコメントでジャンプ関係のブログから「相互リンク」のお願いがあったのですが、私のジャンプ関係のブログをやっている部分で、大切にしている部分が大きく違ったので、相互リンクは、お断りしました。それは、ネタバレや「画バレ」に関する部分でした。
マンガのzip/rarを違法ダウンロードしても刑罰対象外?ワンピース画バレネタバレのブログから考えたこと。
おわりに。
実際に、非親告罪化などの手はずをとる前に、Google社などの主要検索エンジンによる検索結果の排除による無力化なども考えれれますが…その辺は行われているのかな?という部分も気になります。
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