ウィリアムス[古味直志,読切]感想・短編集「恋の神様」発売を記念して読み返したら面白かったです(ネタバレ注意)。
はじめに。
ジャンプの新刊案内を見ていると、4月4日にニセコイでお馴染みの古味直志先生の短編集が発売されるみたいです。まだ、収録内容は不明ですが、表題作の恋の神様は収録されるでしょうし、ダブル・アーツの前後からニセコイの間までの読み切りが収録されるのでしょう。おそらく、ニセコイの読切版も収録されるのでは?と思えます。
その中で、SQに掲載された「ペルソナント」は未読だったのですが、少年ジャンプ2007年49号に掲載された「ウィリアムス」は読んでいたけど、感想を書いてなかったのでジャンプ部屋に行き、読み返してみました。短編集の発売を記念して、感想を書いてみます。
簡単なあらすじ。
お金持ちのお坊ちゃんが、超人的な力を時々発揮するメイドさんと一緒に冒険小説の著者の元を訪ねて、冒険が始まろうとする…という少年期の決別のような、そうでないような話です。
ニセコイとキャラがかぶってない。
読み終わって思ったのは、ニセコイに登場しているキャラでかぶっている人が全然いないな…ということでした。まぁ、ニセコイは極端に男キャラが少ないので、かぶりようもない気もするのですが、時代設定の違いもありますが、全然違う作家さんの作品を読んでいるようでした。
おそらくダブル・アーツの以前と以後で男主人公のキャラの感じが変わったのじゃないか?と思えますが、ニセコイっぽい人が全然いないのが印象的でした。
少年が活躍する冒険譚。
『ニセコイ』から古味直志先生を知った人はラブコメの印象が強いでしょうが、冒険ファンタジーな内容でした。ニセコイでは全く使われてない引き出しだと思うので、ニセコイが終了したら、ファンタジーを描かれたりして…と思いました。
ニセコイの自由度が高まって番外編で異世界ファンタジーとかあっても面白いかも知れません。
面白い。
話の内容を半分くらい忘れていたので、非常に面白かったです。まさか、ああなるとは!?みたいな。読み終わってみると、多分、連載化は意識されてなかったのじゃないか?と思えますが、ニセコイに至るまで、色んな作品を書かれていたのだな、と改て思いました。
予約ページなど。
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おわりに。
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