帰ってくれアラトラマン(野々上大二郎)感想ネタバレ注意!ラブコメギャグ漫画!?面白い…正義と悪と愛と…ジャンプNEXT!(ネクスト)2014Vol.1ジャンプ感想5
帰ってくれアラトラマン(野々上大二郎:ののうえだいじろう)
お久しぶり、無刀ブラックの野々上大二郎先生の新作読切ですが、扉絵のクレジットが全員が野々上大二郎というギャグから始まり、作品の感じが前作のイメージ変わりまくりで何があったのか!?という読切でした。主人公は新仁太と林田リンダ。そして、ウルトラ…じゃあなくて、アラトラマンが出てきます。そして、なにより、かなり面白かったです。
おもしろかったところ。
人間の脳内の室内化イメージが面白かったです。記憶が本棚になっていたり、コントローラーで身体を操作したり…まだ読んでないですが、「それいけ!隠しコマンド課」と内容がかぶってそうな…。
あと、ヒロインと主人公の関係性が私のツボに入りまくりだったのと、「独り言」が良かったです。聞かされたクラスメイトの反応が面白い。
気になったところ
作中における心と身体の関係が、ちょっと難しいな…と。後半は、人間と宇宙生物の身体が別の場所にありますが、どこかのタイミングで分離したのか、そもそも、身体は合体してなかったのか…。
ウルトラマンの変身中って、人間の身体ってどこに行ってるんでしたっけ?いや、今作はアラトラマンですが…。
良かったところ
戦闘シーンで、前作の無刀ブラックを思い出す激しい破壊の連続で良かったです。また、宇宙規模の問題と、幼馴染の関係と、ミクロとマクロが交差する感じが、ベリー好みでした。
ラストの方がすごい良いシーンの連続で、ツッコミどころ満載なのに、確かな熱量があり、ギャグだけど、ギャグじゃあない、でもやっぱりギャグという感じも好きでした。これはボケなんだ…という一言では表現できない良いシーンが多数でした。
その他一言感想。
- やられたヤムチャネタは鉄板ネタですね。
- 瞬獄殺のコマンドが難しいwww。
- 前作のラストを思わせるシーン…意図的に同じ構図が使われている。
連載化されたら?
熱くて面白い展開。野々上先生の作家性を見た気がする。連載化したら…固定の悪役の他に、固定の正義の存在が必要そうですね。宇宙人がいるコメディにするには、アラトラマンを弱くするとか、いろいろとマイナーチェンジが必要に思えます。
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余談。
…平方昌宏先生っぽいシーンや演出だな…と思ってたら、がっつり師弟対談がありました。新米婦警キルコさんにおいて、野々上先生はスタッフをされていたんですよね。コミックス3巻に名前がクレジットされていたことを思い出しました。
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