あばれ猿(打見佑祐)感想ネタバレ注意!空手バトル漫画!面白い…三柳流空手の残酷さと毒気(良い奴不在)ジャンプ感想21号2014年7
あばれ猿-ましら(打見佑祐)
紹介ページを読むと、作者は女性なのか?と思いましたが、打見佑祐先生が本誌デビューです。孫悟空な扉絵からスタートで、主人公は祭屋陣(まつりやじん)と飛鳥羚(あすかれい)。平和の象徴をぶっ殺しあたりが残酷すぎな感じですが、読み終わった感想としては、「(少年漫画的に)良い奴が1人もいねえw」ということでした。
ただ、めっちゃ面白かったです。
おもしろかったところ。
三柳流空手、牙音(がおん)て…琉拳って名前も北斗の拳からの影響でしょうか?色々とベタな感じですが、修行、サナギのシーンが良かったです。鍛えれば強くなる、食べれば強くなる(食べてるのはおっさんですが)、そういう積み重なっていく感じが、読んでいてワクワクしました。
気になるところ。
すごい尖っている内容だなーと。過激ワードを抽出してみると…ホームレスのオッサン、高校生が飲酒、段ボールハウス、ロシアの大統領、体罰監督、道場も客商売、おもてなし、矜持か保身(はちょっと違うか)…これらにメッセージ性があるのかないのか分からないですが、遠慮してない感じが良かったです。
これはいかん!という人には全然だめでしょうが、書きたいこと(?)がノーガードな感じは、読んでいて気持ちが良かったです。
良かったところ。
茶良岡保人(ちゃらおかほすと)への負け犬Disの下りは説得力あっていいな…と。また、最大のライバルを前にして出る『上の世界』という言葉とシーンが叙情的でした。「我が意の押し付け合い」は納得です。
バトル描写が普通に上手いくて、伏線もあったりして、爽快な感じで良かったです。ライバルがスッカスカだったのも特徴的だったな…と。
その他一言感想。
- 空手皇太子(強すぎ)の彼女が無駄に可愛い(活躍はなかった)。
- 「青学レギュラー」ってのは狙ったチョイスかな?テニスやないねんから…。
- 暗器なんてねえww。どこで覚えたそんな言葉ww。
連載化されたら?
きっと、今作の尖っている部分は、マイルドになっちゃうでしょうねぇ…。登場人物がそれなりに良い奴とか、頑張っているサブ主人公とか…。そういうのを抜きにして、とりあえず強くなりたいから戦いまくる感じだったらいいな…と思います。
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☆少年は闘志の炎を纏い修羅の道を往く―!!破格の格闘アクション読切47ページ!!ということで、打見佑祐先生のデビュー読切です。主人公は、鬼焔間。ライバルは庵堂尊。ヒロインは雪。
格闘アクションとありますが、バイオレンス感がハンパなかったです。
ファイヤーボール-fire ball(打見佑祐)バトル漫画!格闘と暴力が面白い…!?ネタバレ注意!ジャンプNEXT!2013AUTUMN感想10
余談。
ラストシーンで、死体(死んではない)は誰が片付けたのかな…と。昔のゲームみたいに点滅して消えた…と想像すると、妙に面白かったです。おそらく、邪魔だから川下に流したんでしょうねえ(んなわけない)。
ちなみに、中国とかでは、硬貨を潰すのは国家反逆罪とかの犯罪だったような…10年以上前に誰かから聞いたことなので、かなりあやふやな知識ですが…。10円でおっさんにうまい棒を買ってやればよかったのに…。
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