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極悪がんぼ第9話感想＆あらすじ・借金は麻薬？！所長・小清水元（小林薫）に睨まれた金子千秋（三浦友和）が追放？！

カテゴリ：テレビ番組感想
この記事にコメントする！comment数：0：『2014年06月』10日

極悪がんぼ第9話感想。

※この記事は友人の、かづちやえから寄稿されたドラマ感想です。

借金は麻薬みたいなもの、犠牲になるんはあんたとヨメだけにしてぇや！所長・小清水元（小林薫）に睨まれた金子千秋（三浦友和）が追放？！

神崎薫（尾野真千子）は幼い頃父に捨てられ、母一人子一人で飲食店を営むも、借金に追われてお店まで奪われてしまった。そんな自分の過去に重ね、とある家族に同情して奮闘します。

あらすじ。

所長・小清水元（小林薫）に自分で仕事を見つけるよう言われた神崎薫（尾野真千子）、冬月啓（椎名桔平）にぶっちゃけどうやって仕事を探すのかと相談すると、「少し前の神崎＝最低最悪でどこにも行き場がないヤツ」を見つけろ、とアドバイスを貰う。

街に繰り出す神崎、そこで見つけた最低最悪の奴は借金に追われる元寺の息子・天枝太郎(六角慎司)だった。10年前に家（寺）を出て、スナックの経営に失敗した所帯持ち。このままでは身の破滅・・・のところを神崎が取り立ての代理を申し出る。実家であるお寺からお金を出してもらい借金を返済できたら、お寺の経営に神崎も噛ませてくれと約束する。それを嗅ぎ付けた抜道琢己（板尾創路）、手間賃だけでいいから手伝わせてくれと神崎に持ちかける。

神崎は天枝と寺の重要文化財を盗み出す。そして、抜道と協力してまずは檀家の代表である総代（天枝の幼馴染）に天枝の父である住職・天枝史郎(片岡鶴太郎)は痴呆症で重要文化財まで売ってしまうようになっていると騙して抱きこみ、住職を辞めるよう促してもらいます。

しかし、意外にも住職・史郎はそんなダメ息子でも寺を継いでくれるのは嬉しいようで、檀家の皆さんに息子が寺を継ぐからよろしくと挨拶にまわっていた。

が、ダークホースの抜道がここで神崎をカタにはめます。天枝の600万の借金の回収代行を買って出た神崎だが、借金はまだそのまま放置していた。抜道は天枝の600万の借金を代わりに支払い、更に神崎が把握していなかった天枝の借金までひとまずはチャラの状態にすることで天枝の身柄を自分のものにしていた。こうなってしまうと、寺の経営に参画できるのは神崎ではなく抜道という事になる。更に抜道は寺を赤の他人に継がせて、天枝と天枝の妻には軟禁して働いてもらうと言い出した。そうなると神崎が気にするのは天枝の二人の子供である。借金で生き別れになる辛さを知っている神崎は借金があろうと親子が離れ離れになるのは良くないと主張するが、抜道は借金は麻薬であり痛い目を見ないと必ずまた繰り返し、一家でもっとひどい目を見ると言う。神崎はこれ以上はどうしようもないと、子供を住職に引き取ってもらえるよう頭を下げに行き、天枝をカタにはめる決意をする。

面白かったこと。

先週、所長・小清水の監査があり、全員召集をかけられた所員たち。冬月は小口が多いから億単位の仕事をするように、夏目大作（竹内力）は先日安目をうった対価に海岸沿いの収益性があるビル一棟献上するように、抜道琢己は・・・とくになし、神崎はそろそろ自分で仕事を見つけて自分にしかできない仕事をするように、そして金子千秋（三浦友和）は看板を返すように・・・場が完全に凍りついた瞬間でした。所長のお茶目な冗談だったのですが、東京へ行くよう促される金子。実質邪魔者を追い出すかのようだ。金子は現在進めている仕事があるからとひとまず濁すも、仕事は神崎に引き継いでと強引に東京行を決められてしまう。

来週は、金子が所長にとどめをさそうと進めていた仕事、都市開発がメインのお話です。個人的には金子大好きなので、東京に左遷なんて嫌です(T_T)
神崎の最後の敵は誰もが恐れる所長・小清水元！

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感想の感想（ナカノ実験室）。

うーむ。お寺さんというとお金持ち…というイメージがありますが、重要文化財を盗むとか切羽詰まってますね…。父と子の思いの違いとか、胸にクるものがあります。

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